今日は午後は横浜新緑総合病院というところで外来。これは月に1回やっているんですが、もうかれこれ7年くらいになりますか。
もともとは女子医リウマチセンターの時に、大学の手術待ちが長いため手術を外の病院でするために始めさせてもらった外来なんです。
今は、入院が必要な患者さんが出たときのわがままのきく病院をキープしておく目的で続けています。
さらに始まりは、と言うと、平成4年4月から平成9年3月まで大学から出向していたんです。最初の年は週に1回の非常勤、翌年から常勤で整形外科一人医長でした。その後からはもう一人大学から出してもらって、2人体制でめいっぱいの数年間でした。
そんなですから、もう毎日ぎりぎりで、余裕なんてありませんよ。まだ医者になって10年目から15年目くらいのころですもんね。一番何でもやりたがりの頃ですが、一方医長という責任を負うにはけっこう若いですから、何をするにも怖さと隣り合わせ。
まぁ、特別な問題も起こさず大学に戻りましたが、この期間は医者として成長するのに大きな意味があったと思います。
ところで、さすがに医者も20年を過ぎると、年齢も40歳代に突入し、はっきり言って「おっさん」になってくるわけです。これは職業に関係なく、「おっさん」には羞恥心はあまりない。
寒いだじゃれを言いまくって、下ネタであきれられ、出っ張った腹を手で叩いて、そして脂ぎった顔を手でぬぐう。
若いときはいい人だと思ってもらいたいし、誰にでも嫌われたくはないわけです。おっさんは、もうそんなことはどうでもいい。我が道を行くみたいなもんで、成るようになれとか思ってしまう。
まぁ、そこまではいきませんが、たぶん昔を知っている人も何人かいますから、あいつ随分おっさんになったと思われているんでしょうね。