年末年始診療 12月29日~1月5日は休診します

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2010年1月13日水曜日

いそぎんちゃく

今日はイソギンチャクの話。写真が無い・・・まぁいいか。

イソギンは水槽で飼育するのは大変らしい。実際、最初のハタゴイソギンチャクは2週間、次の(高価な)ハタゴイソギンチャクも2週間でだめになってしまいました。管理が悪いといわれればそれまでですが、別の理由もありそうです。

イソギンチャクは採取されるときに薬物採取をしているものが多く、すでに弱っている個体が多いらしいのです。また、イソギンチャクは褐虫藻という生物が体内にいて、これが栄養を与えているのです。

ですから、光で光合成をしないと元気になれない。「もっと光を」というのは、まさにイソギンチャクのための言葉かも知れません。ですから、白くてきれいなものほど褐虫藻が少なくて弱々しい。

ところが、今水槽にいるのはシライトイソギンチャク。これは、もうじき2ヶ月経過するのです。ちょっとすごいことかもしれません。白糸というわりには色が濃くて、いかにも褐虫藻がいっぱいいそうです。そのせいか今までの中で一番元気。

イソギンチャクは縮んだり膨らんだりするのですが、縮むと直径わずかに3cmちょっと。ところが、膨らむと直径15cmくらいになるのです。

夕方以降、電気を消すと一気にしぼんでしまいます。朝になるとまたふくらむこみたいです。その大きさのギャツプがなかなかすごい。朝見ると死んでしまったかと思うほど縮んでいることがあります。

でも、この大きさの変化がちゃんとできことで、体内の老廃物を出したりするわけですから大事なことらしいです。薬物採取された個体はなかなかちぢんたりできないらしい。

ですから、とにかく、うちの始まって間もない水槽の中では、今でも元気なのは奇跡に近いのかもしれません。あとは仲良しのカクレクマノミが落ち着いてくれればいいのです。

そんなわてげ、毎日カクレクマノミのペアが売られていないか、通販サイトをチェックするのでした。