2012年1月18日水曜日

暖房

空気の乾燥とともに、冷え込みも続いています。クリニックでは、暖房もそれなりに考えないといけません。

もともと、天井取り付けの業務用エアコンが設置されていたので、それを素直に使用しているのが基本。75坪に対して6つのエアコンがあるのですが、内装工事でいくつかの部屋に仕切った関係で、エアコンが
ちょうど均等に配置されているとはいえないのです。

待合室に1つ、リハビリ室に2つはちょっと非力ながらなんとかという感じ。というのも、うちのクリニックは待合室からリハビリ室までが南面にあり、ガラス窓から差し込む陽によって温室効果となり、昼間は十分すぎるくらいに温かいのです。ちなみに、太陽が高い夏はベランダのひさし効果で陽が入らないので暑くありません。

しかし、せまいレントゲン室は当然エアコンがききすぎ。受付前は、人の出入りでドアの開閉があるので効きが悪い。そして、一番北側で隔離性が高いスタッフスペースは、ほとんどエアコンの効果がありません。

これは6つのエアコンに対して、コントローラーが2つしかないということが大きな原因。こっちの温度を高くすると、あっちは温まりすぎ。そっちを低く設定すると、向こうは寒すぎたりとバランスがとれないのです。

結局、待合室とリハビリ室を優先して温度管理をすることになり、診察室は独立した小さいエアコンで調整し、受付はセラミックヒーターを使用しています。スタッフスペースはいる時間が多くは無いので、必要なときに電気ストーブを使用しています。

去年までは冬は25度を基本設定にしていましたが、今年は「節電」を意識して22度の設定。このところはちょっと寒い感じがするかもしれませんが、太陽さえ出ていれば日中は大丈夫。いずれにしても、誰でもが温度に対して同じ感覚ではないので、真夏と真冬は室温調整には気を使います。