連日空気の乾燥が続いており、体調に気を使いますよね。こういうときに必需品なのが加湿器です。当然クリニックでも、12月頃からは毎日降る稼動です。
ただ問題はクリニックの広さ。なにしろ75坪あって、スタッフ専用スペースを除いても65坪くらいでしょぅか。そこらの家電量販店で売っている加湿器では、何台あっても足りません。
加湿器にはいろいろありますが、昔よくあった超音波式というのはタンクの中にカビが増えやすく、カビをばら撒いているだけということがよく言われ、最近ではほとんど見なくなりました。
加熱して湯気を出すのは、電気代もかかるし、だいいち効率が悪い。そこでそのあたりを解決するのが、気化式ハイブリッド式というもの。
水を含むフィルターに風をあてる気化式とヒーターで加熱した温風による温風気化式を組み合わせて、効率的に空気を加湿するのです。
そこで導入したのがDAINICHIという、ヒーターや加湿器の専門メーカーの製品。家庭用のなかで一台で25畳まで加湿するという最大性能を誇る機種を2台使用しています。それぞれを待合室とリハビリ室に設置、あとは受付にそれとは別に半分くらいの性能のものを置いて全部で3台。
全部で1日に20~30リットルの加湿をしているのですが、いやぁ、さすがにこの時期は十分とはいえないかもしれませんね。乾燥はインフルエンザのようなウィルスの飛散を促進しますから、心配な方はマスクやうがいなどの基本的な注意は怠らないようにしたいものです。