2013年2月17日日曜日

Led Zeppelin / Cerebration Day

2007年12月、いまや伝説となったレッド・ツェッペリンの再結成ライブが行われました。70年代ロック小僧だった者にとっては、それはそれは奇跡のような話ですが、実はあまり期待しなかった。

ツェッペリンの歴史は、1980年にドラムのジョン・ボーナムが事故で死去したことで終了しており、ボーナム無しではグループはあり得ないとして解散という結論をだしたのは、残りのメンバー自身。

今更、懐かしのメロディじゃあるまいし、サポートメンバーを入れて再結成されても、それはツェッペリンと呼ぶことに抵抗を感じるものでしかなかったのです。

実際のコンサートには世界中から多くの応募があったそうですが、もちろん直接見れた人以外には、一つのニュースにしか過ぎませんでした。ところが、昨年ついにというか、やっとというか、その時のライブが映像も含めて発売されました。

そうそう、思い出しました。ジミー・ペイジは、ギターストラップをかなり長めにしているんです。ですからフレットが下がって、普通なら弾きにくいんですが、これがまたえらくかっこいい。

ジョン・ポール・ジョーンズは、地味で控えめで、ちょっと後に下がっていて、寡黙に仕事をこなすのは昔と同じ。キーボーを使うときは、足鍵盤を併用してベース音を出すんです。

ロバート・プラントはずいぶんと年をとったなぁ。髪型だけは昔のまま。実は原曲よりもキーを下げているとのことですが、ちゃんと声は出ている。

あー、やっぱりすごいな。還暦越えた人ばかりなのに、まったくがんばれているじゃないですか。さすがに、一つ一つの曲は当時よりもコンパクトにまとまっていますが、聴く方も年を取ったので、このくらいがちょうどいいというものです。

さすがに、もうドラッグはやっていないんでしょぅから、その分演奏もクレバーです。要所要所をかちっと決めるあたりは、さすがという感じ。

そんなわけで、なかなかの演奏で往年のファンをがっかりさせないのは、やはりドラムの存在。これが亡くなったボーナムの息子というから驚き。当然、この頃40才くらいでしょうし、父親のドラムはレコードでしか知らないような世代。

ところが、実にがんばっている。メンバーも彼をドラムにすえて、実に楽しそうなのです。さすがに「モビー・ディック」はありませんが、再びツェッペリンを名乗ることを決断した一番の要因は、彼のドラムであることは納得できました。

 それにしても、ボーナムの息子、一番若いくせにデブでハゲで貫禄あるな。外見からして、誰にも負けてないわ。