もともと自分の知っている柑橘系の果物というと・・・う~ん、結局みかんと夏みかん、そしてカリフォルニアから入ってくるレモンとオレンジの4種類。
みかんは冬の定番で、正月ともなると箱を抱えてこたつに入ってなんていうのはよくやることでした。夏みかんは酸っぱいので、砂糖をかけて。オレンジは高級品で、めったに口に出来ません。レモンはどちらかというと、味をかえるためのもので、そのまま食べません。
今は、もうわけがわからないほど種類が増えて・・・いったい、いくつくらいあるんでしょぅか。
ゆず、だいだい、カボス、すだち、シークワサー、たんかん、伊予柑、デコポン、ポンカン、はっさく、グレープフルーツ・・・などなど、スーパーに並ぶ柑橘系果実は、もうたくさんありすぎて、とても覚えきれません。
今回は日向夏(ひゅうがなつ)というのを頂きまして、浅学で実はこれは知らなかった。1820年に宮崎県で偶然発見されたのだそうで、人工的に交配して作ったものではないようです。
なんでも、ゆずの突然変異と考えられていて、今ではあちこちで栽培していて、ニューサマーオレンジという名称でも売られているようです。
独特の酸味で、グレープフルーツに近い感じでしょぅか。熱くなって汗をかく頃には、ちょうど似合うような味わいです。ただし、食べごろは5月~6月だそうで、初夏を代表する柑橘の一つと言えそうです。