今年のプロ野球の最大の話題・・・と言って、煽るからいかんのかもしれませんが、日本ハムの大型ルーキーの大谷クン。どうも、パッとしませんね。
もともと、大リーグしかないと青い決断を曲げようとせず、結局栗山監督の説得に応じて、日本ハム入り。ピッチャーとバッターの両方に磨きをかけて・・・
シーズン開幕して、まだ2週間ですから、まだまだ始まったばかり。少なくとも、最初から一軍にいるだけでも、高校卒業ルーキーとしては最高の滑り出しと言えます。それ以上のことを期待するほうが無茶ってもんです。
ただ、どうもピッチャーとしては力不足は誰の目にも明らかで、剛速球だけではさすがに野球を商売にしている中ではそれほどのものには思えない。
バッターとしても、どんなもんでしょうか。先日、楽天のマーくんからは、きっちりプロの洗礼を受けました。マーくんの今の成功は、一番で持ち上げられなかったところにあって、そこが「何、クソっ」という向上心にも火をつけたのでしょうか。
その時に一番だったのは・・・そう、斉藤くんですが、かつてのハンカチ王子としてチヤホヤされ、大学では大活躍して、今はプロ入りしています。が、あれっ、いましたっけ、と言う程度の活躍。どうも、イマイチという感じで・・・そう言えば、彼も日本ハムでしたっけ。
何にしても、投打の両方で活躍できる漫画のようなスパースターというのは、そんな簡単な話ではなく、もしも可能であれば初登場からそれなりのものを見せてくれるもの。とりあえず、とっちももったいないから、一軍で実践練習なんていうのは、その時点で無理がありそうです。
両方やっていくなら、まずはひたすら二軍だけ、一軍に出すならどっちかに絞って使っていくほうが確実に大谷クンの力を伸ばせるような感じがしますが、いかがでしょうか。
今頃、大リーグのスカウトたちは、せっかくの逸材が無駄な時間を費やして輝きを失っていくのではとぼやいているのかもしれません。メディアも、高校野球じゃないんだから、「ちょっと残念だったけど、がんばってますね」みたいな取り上げ方はやめましょうよ。