昨日は、クリニックの会計士の方と定例の打ち合わせ・・・と、言っても、毎月成績をチェックされているみたいなもので、けっこう緊張することばかり。
しかも、医療法人としての決算月を5月にしたため、決算に向けての1年間の成績発表もあって、税理事務所の親分も一緒に来ていただき、こちらもより何を言われるのか、(ちょっとだけ)ビクビクものでした。
開業前の予定では・・・だいたいいい事ばかり考えているもので、1年間で赤字から黒字への転換があり、2年で十分な収入があるなんて、まぁ夢のような話を信じてしまうもので、それはあくまでも最良の話。
実際には、そんな簡単なことはなく、先輩開業医から「形になるのに3年」とかいわれていた通りか、それ以上でした。5年くらいで、やっと余裕が出てきて、それと同時に自分も一杯一杯になってきた感がでてきました。
そんなにいつまでも右肩上がりに成績が上がり続けるわけもなく、この1年間はむしろ前期よりも低下気味。税理士さんからは、それなりの理由がはっきりしているので何も言われませんでしたが、あまり喜ぶべき状態ではないことは明らかです。
黒字なら、治療のための高額な機器を増やしたりしたいと思っていましたが、来期はあまりお金を使う事はできなさそうです。もっとも、集患を増やすためには何らかの投資は必要です。ただし、そういう拡大路線は、始めると止まれなくなるし、経営的手腕がより重要になっていきます。
一人一人の患者さんとの医療実践で満足している自分は、どうも経営者としてはあまりパッとしないという自覚がありますので、今のところ拡大路線に走る才覚も覚悟もありません。
まぁ、当面は税理士さんをガッカリさせない程度に増収できるにこしたことはないのですが、しっかりと自分の診療を行える体制を維持していく事を目標にがんばるしかないようです。