まあ、せっかくの休みですし....日頃いろいろとお疲れの家内に、ちょっとは休息を、ということで小旅行に出かけました。
何しろ、家には16才になる老犬がいて、主治医からもいつころっと行っても不思議はないと言われているものですから、おいそれと家を空けるわけにもいかない。
秋の京都くらい行きたいところですが、今回は箱根でガマン。火山の噴火警戒レベルも下がって、だいぶ安心。ただし、大涌谷の黒玉子はまだ駄目です。
とりあえず、朝は快晴。東名高速は、当然ですが、入った横浜青葉から渋滞。厚木まで、ずっとノロノロ。こういう時はじたばたしてもしょうがない。渋滞威力を発揮するハイブリッドカーですから、確実に燃費が上がるように、走って渋滞を楽しみます。
小田原厚木道路は、絶好調。制限速度の70km/hにクルーズコントロールをセットして、ほぼ全線でペダルフリー。市街地で16がいっぱいのところが、驚異の22km/Lまで伸びました。
そのあとは、箱根駅伝のルートで山登り。途中でそれて、ポーラ美術館で芸術の秋を満喫。噴火の影響で、目玉のセザンヌ展は、借り物は片付けてしまったとのことで、自前での展示。それでも、有名な名だたる印象派の画家の作品がたくさん並んで、けっこう見ごたえがありました。
芦ノ湖についたら、ちょっと遅めの昼食。この辺から、陽が陰ってきて、上着がないとチョイト寒い。定番の遊覧船にも乗ってみました。実は、小さい時桟橋で母の帽子を、湖に落としてしまったという、苦い思い出がある。
最後に駅伝のゴールの前にある、駅伝ミュージアムで往年の名勝負に関連した展示を見ました。小さいものですが、駅伝ファンには、けっこう楽しめる。
まだまだ観光しようと思えばできる時間でしたが、今回の大きな目的はゆっくり温泉ですので、宿に向かいました。この連休は、箱根全体がほぼ満杯とのことで、大変賑わっていていましたが、早めの時間だったので、風呂は空いていて、たっぷり1時間近くお湯につかってボケーッとすることができました。
そして、けっこう立派な懐石料理の夕食で、アルコールもたっぷり仕込んで、大いに羽を伸ばしたという次第。近場だと、何か物足りないような気がしてしまいますが、まったく未知の場所ではないので気負うことなく楽しめるのは捨てがたい魅力です。