2015年9月28日月曜日

パエリアとトルティージャ

いくつかスペイン料理に挑戦してみようじゃないか、という、だから何と言われればそれまでですけど・・・まぁ、いいじゃないかと。


まずは、トルティージャ。簡単に言えば、ジャガイモ入りオムレツ。まぁ、普通に洋食屋さん的なオムレツでは、小さい角切りにしたジャガイモが入っていたりするわけですから、日本人的にはそれほど違和感がない。

ただ、プレーンの卵で包むのではなく、最初から混ぜこぜで焼くところがちょっと違う。

ジャガイモはたっぷりのオリーブ・オイルで、先にしっかりと炒めるというか揚げる感じなんでしょうか。溶いた卵の中に潰すように入れて、表裏をひっくり返しながらしっかりと焦げないように焼くんですね。

もうちょっと、高さがあったほうがらしい感じなんかも。味の方は予想通りです。

さて、スペイン料理というと、誰でも頭に思い描くのはパエリア。土地土地でいろいろなバリエーションはあるようですが、基本的にはお米の上に魚介をのせて炊き上げるピラフみたいなもの。

大事なのは、オリーブオイルでお米をしっかり炒めておくこと。こうすることで、おコメのでんぷんが閉じ込められて、出来上がりがべたべたしなくなります。

面倒なので、魚介は冷凍のシーフード・ミックスを利用してしまいました。スープはコンソメ。でもって、肝心の味の決め手はサフランです。

サフランはアヤメのような花のめしべ。南欧料理やインド料理では欠かせない香辛料ですが、けっこう値段が高い。サフラン無しでパエリアを作るというのも、ネットには出てくるのですが、やはり他ははしょってもこれだけは使いたい。

そんなわけで、味だけはそれらしく仕上がりました。