連休中は晴天にめぐまれましたが、明けて一転冷たい雨が降りしきり、秋の気配が濃厚になってきました。
この時期に咲く花の代表が、彼岸花。別名、曼珠沙華。実は毒があるそうですが、まぁ食用にする人はいない。お彼岸の頃に咲くのでそう呼ばれるようになったとのことですが、これを食べると彼岸しかない、つまり死んじゃうよという説もあったりします。
曼珠沙華という呼び方も、当然仏教から来ているわけですが、経典に出てくる曼珠沙華は白い花で、どうも違う花を本来はさしていたらしい。
連休最後は秋分の日。春と秋のお彼岸は、春分の日と秋分の日のそれぞれ、前後3日間。通常、一番身近な仏か集まっている、お墓に参って供養をするのが習わし。
彼岸は、般若心経の中にも出てくる「波羅密多」から来たといわれ、「悟りの世界」すなわち「彼岸」の境地へ到達すること。この期間に仏様の供養をすると、極楽浄土へ行くことが出来るらしい。
秋分の日は大きな霊園なので、お墓が大混雑になるのですが、幸い自宅が近いので空いている早朝にさっと行って、お墓参りをすませました。