昨日の続き。さてさて、箱根からそのまま帰ったのでつまらないので、海側に出ることにしました。普通ならターンパイクを通って、下りてくるところですけど、今回は旧東海道。かなりのくねくね道で、走りごたえがありました。
そのまま西湘バイパスへ。大磯を過ぎると国道134号、海沿いを走る、ドライブ・デートの定番ルート。そして、茅ケ崎、辻堂、鵠沼と通過して、目的地は新江の島水族館です。
ここは、何といってもクラゲでしょう。この何とも言えないリズムというか、浮遊感というか、とにかく時を忘れてぼーっと見ているだけで楽しい。
そうこうすると昼ごはんの時分になってきたのですが、とにかく人が多い。お昼の真っ只中に食事をするなんて、ここらでは夢のまた夢状態です。
そこで、さらに東へ東へと進んで、七里ガ浜、稲村ケ崎、由比ガ浜と通過して逗子です。湘南の茅ケ崎側はどちらかというと、若者向けの活動的でやんちゃなイメージがありますが、逗子・葉山は昔からの東京近郊リゾートの老舗みたいな所で、ハイソな雰囲気がいまでも漂うところがちょっと違う。
そこでこんな店を見つけました。
SEASIDE ITALIAN となっているCANTITAというお店。もちろん知っていたわけではありませんが、お腹もだいぶ減ってきたので、逗子なら間違いないだろうということで・・・
知らずに入って偉そうなことは言えませんが、うまく空間を作っている感じで、やはりゆっくりとくつろぐ感じは逗子ならではというところでしょうか。
ランチは、前菜、パスタ or ピッツァ、メイン、ドルチェ、ドリンクというコースを選びました。
見ての通り美しく盛り付けられていて、どれもそのまま写真にとるだけで様になる。味付けも素材を大事にしているのか、あっさりしていて大人感が強い。
トマトの酸味は強すぎず、チーズの味はしっかり、ソースの甘味はありますが、厚切りの鴨肉の風味は悪くない。紅茶のシフォンケーキは、お好みでオレンジ・ソースや生クリームを付けていただきます。
そんなわけで、おしゃれに大人の時間と空間を楽しむにはうってつけの店でした。