昔々、40年くらい前のことですけど、能登半島に旅行しました。輪島の海沿いにポツンと一軒だけ赤提灯の店があって、仲間と3人で入ったんですよね。
お金がそんなにないので、一人3000円の予算で超えそうになったら教えてと店の主人にお願いしました。そしたら、最初に栄螺の壺焼きが何個か出てきて・・・一人一個かと思ったら違う。
一人で3個くらいで、都会の値段だと、それだけで予算の半分はいってしまいそうな感じだったのですが、他にも海老や貝の浜焼きがたくさん出てきて、しかも最後に焼き鳥という具合。
もちろん、飲み物は混みですから、いったいどんだけ安いんだという。とにかく、その時の美味しさと安さが衝撃的だったので、以後栄螺の壺焼きはどれもが高く感じてしょうがない。
回転寿司にいって、ちょっと目新しい感じがして、久しぶりに注文しました。けっこう大きめなので、今どきの感覚からすれば、580円は高くはないと思います。もちろん、美味しいんですが・・・
こういう場所では、ビールを飲めないのが残念。まぁ、もっとも、昼間から回転寿司で盛り上がったら恥ずかしい感じですけどね。