盧舎那仏の左右には、それぞれ大きな仏像がありますが、左には如意輪観音、そして右には虚空蔵菩薩が座っていらっしゃる。
大仏さんは銅製ですが、こちらのお二方は木製。 どちらも18世紀になって鎮座したものですが、大仏様に負けず劣らず、なかなかでっかいものです。
大仏様に対して、このお二方は「脇侍」という位置づけ。仏像なのに、さむらいとはこれ如何にと思ったら、読み方は「きょうじ」といって、真ん中の中尊(親分のこと)の教えを補佐する役目ということらしい。
東大寺というと大仏、大仏と言えば奈良と鎌倉・・・みたいな感じですが、なかなかそれだけではない奥深さがあるようです。