2020年7月8日水曜日

新しい生活様式


新型コロナウイルスと「共存」を強いられる、新たな生活様式が求められています。

気温が高くなって暑くなってきましたが、エアコンを使うと換気が問題。窓を開けると、風がある場合は何とか我慢できそうですが、この時期大量の湿気を含んでいてムシムシ感MAXです。

人が集まる集会、コンサートなども推奨される人数が公表されていますが、会場によって規模が違うので、定員の50%のような目安の方がわかりやすい感じがします。

夜の街・・・という、もしかしたら今年の流行語になりそうな表現ですが、これも曖昧。

確かに短く適切な表現が見つからないのですが、実際のところ接待を伴わなくても、リアル飲み会も復活してきているようですから、接待の有無は関係なくなっているのかもしれません。

豪雨被害を受けている方々は、避難所での「密」は避けられそうもありません。

富士通は全面的なリモート・ワークへの移行を決めました。単身赴任を廃止し、赴任予定だった社員はリモートで各地区を担当します。通勤が無くなるので、交通費としての定期券代支給は廃止。

おそらく、家の光熱費は増え、赴任手当が無くなり、そして奥様方のストレスも増大するかもしれません。

オリンピックは、世論の動向は来年実行1/3、延期1/3、取りやめ1/3という状況のようですが、現実的に考えてかなり厳しい予想をします。気持ち的にはやって欲しいとは思いますが、実際には「世界中」が安心できる状況はまず無いように思います。

一部の国で期待されていた「集団免疫」による終息も期待薄。感染して獲得する抵抗性である抗体が、数カ月しか持続できないというデータが出てきています。

これは、通常のカゼの原因であるコロナウイルスで、すでに言われていたことなので驚くことではありません。

ということは、ワクチンが完成しても、獲得できる免疫効果は限定的である可能性は否定できません。実際、SARSやMERSのコロナウイルス・ワクチンの開発が頓挫している状況があります。

で、結局、新しい生活様式の模索に戻るしかないわけなんですが、2019年までの何十年とやってきた旧様式を簡単にガラリと変えることは相当難しい。できることを考えて、少しずつしか変えていくことはできません。

とりあえず、北極と南極だけは安全のようですけどね・・・