昭和のこどもにとっては、9月1日は新学期の始まり。夏休みで真っ黒に日焼けしたともだちと再会して、教室はワイワイ・ガヤガヤとなるものでした。
まだ、学校にエアコンなんて考えもしなかった時代ですから、9月とは言えまだまだ暑い。何とか間に合わせた夏休みの宿題を提出したら、早々に汗だくの教室からは退散です。
小学校の担任の先生は、渡部先生、栗原先生、菅原先生、桑島先生・・・けっこう名前は憶えているものです。1クラス30人、学年2クラスしかなかったので、みんな知り合い、ともだちでした。
あの頃は・・・今から考えれば、まだまだ日本は「後進国」だったかもしれませんが、世界に追いつき追い越そうという活気がありました。もちろんその中で、今では嘘みたいな話の「公害」という問題もあった。
実際、自分がこども時は、車が通りすぎる時は息をとめていたものです。あちこちで工事をしているので、神風ダンプが走り回っていて、なおさら排気ガスがすごかった。
話がそれましたが、横浜市では8月24日から開始の予定が感染者増加により今日から2学期です。たった1週間の延長にどれほど意味があるのか・・・
とにもかくにも新学期。コロナ渦の影響で、いろいろと楽しいことが制限された中で、物凄いことは期待しませんが、当たり前の思い出になるような新学期が迎えられることを祈ります。