おにぎりの中に入っているのは、昭和のスタンダードは鮭、たらこ、梅、昆布とかでした。今は、具材は様々。えっ、こんなものまでおにぎりになるの? って思うものもあったりします。
今回のは洋食系。これはおにぎりと呼んでいいのか、ちょっと疑問は感じますが、ふだんお皿で食べるものを手軽に持ち運べるというのは、ちょっと嬉しいところかもしれない。
海老のシーフード・ピラフは、まさに想像通りの味。いわゆるバターライスに海老の風味が加わって、当然のように美味しい。
むきエビの細かいかけらが入っていて、海老の味を感じますが、大きめのかけらは当然少な目なのはしょうがないとあきらめられるところです。
さて、もうひとつはオムライス。ケチャップライスに、きれいに丸く固められたオムレツがのっているのでオムレツと呼ぶわけですが、そもそもこれをオムレツと呼んでいいのか悩みます。
卵は保存の問題でコンビニでも頭を悩ませる食材の一つだと思いますが、このオムレツも何か人工的で均一なタマゴ風味という印象で、黄色い色をしていることを除けばタマゴ料理と呼ぶには抵抗があります。
デミグラス・ソースと表示してあるのですが、外見からは見えません。ソースは食べてみると、オムレツの下に隠されていました。あー、なるほどという感じ。
これなら、海老のシーフード・ピラフに準じて、ケチャップ味のチキン・ライスくらいにした方がよかったように思います。まぁ、好みの問題ですけどね。