2024年6月28日金曜日

工業地帯


川崎あたりの首都高速道路を走っていると、周囲が見渡す限り工業地帯という場所があります。

たくさんのプラントがあって、煙突が立ち並び、複雑に絡み合うようにパイプがあちこちに延びていく様子は、何か機械が生き物のように見えてしまう。

工場フェチ、とか、煙突フェチ・・・こういう光景が大好きでたまらんという人がけっこういるらしい。特に愛好家は、これらの夜景は大好物。

ただ、昭和の高度経済成長期に日本に「公害」があったことを覚えていますか。

自分も、こどものときに車が通るたびに、その排気ガスに息を止めて我慢したことを覚えています。

社会科で「四大公害」として熊本の水俣病、岐阜県神通川のイタイイタイ病、四日市の喘息、そして新潟水俣病などを教わりました。そして、近かったせいもあってか、必ず川崎の排煙による大気汚染の問題も併せて話題に上ったことを覚えています。

そんな時代もあった・・・と過去の事ですけど、こういう場所を見ると必ず思い出します。