2024年6月1日土曜日

自宅居酒屋 #85 馬刺し


馬の肉は、一般に食用にしている牛豚鶏よりも低脂肪・高蛋白で低カロリー、カルシウムや鉄といったミネラルも豊富、菌の感染リスクも少ないため、日本でも生食用として流通しています。

特に、熊本、長野、山梨などでは、伝統的に馬肉を薄くスライスした「馬刺し」を食べる習慣があります。ただし、現在では国産はほとんど無く、多くは輸入されたもの。生で食べるにあたっては、厚労省が推奨する肉の中心温度をマイナス20゚cで48時間以上の冷凍処理によって感染予防が図られています。

生肉を食べるというのは好き嫌いが分かれるところだとは思いますが、自分は嫌いじゃない。牛ステーキでも、基本的には焼き加減はレアを指定したいところ。牛肉の生食がしにくくなった昨今では、馬刺しは生肉を食べる数少ない機会になっています。

ただ、価格が高いのが難点。今回は山梨の馬肉専門店のブロック肉100gを手に入れましたが、2000円くらいします。ヒぇ~という値段ですが、その分、ゆっくりと味わって食べました。タレは醤油とにんにくの一択です。好みによっては、生姜とか山葵とかも悪くありません。