祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
2週間前に閉店してしまったセブン・イレブン。
開院以来、ずいぶんとお世話になりました。
前を通ってみると、確かに店はすでに「らしさ」は無くなっていて、あれほど繁盛してるように思えたのに見る影もありません。
いかにもオーナーかと思える太った無精ひげのオッサン、煙草を吸いながら新米の店員に講釈たれていた大柄なメガネ男。今となっては懐かしい。
この店は幸せなことに、人は変われど必ず数人のてきぱきと動けるしっかり者の店員がいました。彼ら、彼女らがいるおかげで、何かとても安心感がありました。
いくつかのセブンに寄ってみましたが、まだレギュラーとするほどの雰囲気の店は見つかりません・・・って、そんなに大袈裟なことでもありませんけど。
夏草や兵どもが夢の跡 芭蕉