殺し屋になるのは、朝の連続テレビ小説に抜擢され注目されている杉本ちさと役の高石あかりと多くの映画でスタントを行ってきた深川まひろ役の伊澤彩織。ちさとは愛想が良くて、黒のロングヘアー、社交的でお調子者。まひろは、金髪のショートヘアで、コミュ障、社会性は皆無だが、格闘能力は極めて高い。
二人は、殺しを請け負う会社から月給をもらって仕事をまかされるのですが、二人をサポートするのは須佐野(飛永翼)という、ごく平凡なサラリーマン風の男性で、彼女たちの仕事の後片付けをする清掃担当員は田坂(水石亜飛夢)です。田坂は、二人の荒っぽい仕事ぶりに怒っていて、片付ける方のことも考えてほしいと説教をするのです。
仕事でヤクザの親分を始末した二人ですが、その一番の部下浜岡(本宮泰風)は、自分の娘のひまり(秋谷百音)に犯人捜しを命じます。ひまりは側近の渡部(三元雅芸)とともに依頼人を突き止め、ちさとを誘い出して銃を奪って去っていきました。
メイドカフェでバイトすることになったちさとでしたが、そこに新しい金儲けを考えている浜岡と息子のかずき(うえきやサトシ)がやってきて、ちょっとしたことから浜岡が激怒してしまいます。なりゆきで、ちさとはかずきの銃を奪い取って射殺、その流れで浜岡も殺してしまいます。ひまりは浜岡とかずきの死体の匂いから、犯人はちさとであることを察知し、宣戦布告してくるのでした。
殺し屋なのに、家賃の払いとか、健康保険とかで悩むところがなかなか楽しい。特に、この他愛ない設定を、痛快な活劇に高めているのが伊澤彩織のアクションです。「キングダム」や「るろうに剣心」でのスタントのみならず、「ジョン・ウィック・コンセクエンス」でも見事なアクションを披露している腕は超一級品です。
とにかく、あまり深く考えずに、笑ってドキドキして、痛快・爽快感を味わうという、エンタメとして楽しめる作品になっています。
殺し屋なのに、家賃の払いとか、健康保険とかで悩むところがなかなか楽しい。特に、この他愛ない設定を、痛快な活劇に高めているのが伊澤彩織のアクションです。「キングダム」や「るろうに剣心」でのスタントのみならず、「ジョン・ウィック・コンセクエンス」でも見事なアクションを披露している腕は超一級品です。
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