2025年12月27日土曜日
今年の音楽
今年の・・・と言っても、とっくに流行を追いかけるのを断念した自分の場合、あくまでもよく聞いた音楽は何かという話になってしまいます。少なくとも、よく売れたとか、よく世間で聞かれたかどうかなんて興味ないんであしからず。
今年、一番の収穫はPENTHOUSEでしょうか。「ショパン・コンクールのファイナリスト、角野隼人」と紹介するだけで、わかる人は角野隼人がどんだけ凄い人か一瞬でわかるというもの。クラシック畑で活躍する角野隼人が、参加しているシティ・ソウルなバンドがPENTHOUSEです。もう、完全にどはまりしました。
こういう新しいところを聴くときは、その人、そのバンドでしか出せない音をもっているかどうかが重要なポイント。世の中の大多数のバンドなんかは、正直、聴く価値を感じない。この10年くらいで、自分に「選ばれし者」は、サカナクション、和楽器バンドに続く3番目の星というところ。
それと今年は中島みゆき姐さんの去年のライブが登場しました。2020年にラスト・ツアーとして始まったものは、コロナ禍で始まってすぐに中止となり、昨年満を持して行われたライブということで、期待しかありませんでした。何が驚いたって、姐さんがずっとメガネ(老眼鏡?)をかけたままステージにたっていたこと。それでも、70歳を過ぎても衰えを知らない歌声はさすがです。
そして、最もはまって楽しむ時間が多かったのは「CUE Dream Jamboree」です。普通の人は「??」となるのが当たり前なんですが、これ、実はTEAM NACSが所属している北海道のローカル・タレント事務所のOffice CUEが、総力を挙げて数年ごとに行っている大ファン感謝祭のこと。
今年は、大泉洋・安田顕・森崎博之・戸次重幸・音尾琢真の5人が結成した演劇ユニットTEAM NACSを集中的に楽しんだのですが、演劇舞台にとどまらず、彼らが主としてローカル・テレビで大活躍した数々のバラエティからはたくさんの曲が産まれているのです。コミック・ソングもありますが、しっかり真面目な歌もたくさんあって、本当に素晴らしいメロディを紡ぎ出す彼らの才能にはほれぼれします。
ある年は、そういった音楽を主体にし、ある年はTEAM NACSの舞台のサイド・ストーリー的な芝居をする。ある年は、思いっきり大人の悪ふざけですし、またある年は大まじめにミュージカル仕立てで楽しませてくれます。全国区ではまず見かけないCUE所属のタレントたちも、NACSに負けじと頑張っていてめちゃめちゃ楽しい。
それにしても、TEAM NACSの面々は音楽創作についてはほとんどド素人なのに、鼻歌を録音してきたものを楽譜に起こしてちゃんとした楽曲に仕上げているのは田中一志というプロデューサーで、その適応力の広さ深さには脱帽するしかありません。
音楽は、こんな感じで過ごした1年でした。さてさて、来年も何かはまれる音楽があるんでしょうか。
