年末年始休診のお知らせ

年内は12月28日(月)午前まで(午後は休診)です。 12月29日(火)~1月4日(月)は休診します。

2015年7月31日金曜日

駅弁旅行

昨日は、ひょんなことから、午前の診療が終わったところで、急いで新横浜へ。

とにかく昼ごはん用の駅弁を・・・というわけで、買ったのがこれ。横浜というと中華街、中華というと崎陽軒、崎陽軒といえばシューマイです。崎陽軒の中華弁当にしてみました。

いろいろな味を、一口づつ楽しめるというもの。

帰りに買った駅弁はこちら。

みそかつ弁当です。まぁ、こんなものかというところですが、付け合せのソースべったりのスパゲッティは、どうもいま一つという感じ・・・・

家内が食べたのはこちら。

ひつまぶし弁当。お茶をかけられないので、お茶風ふりかけがついている。

というわけで、出かけた場所は名古屋。行きも帰りも車中でのご飯で、家に帰り着いたのは、ぎりぎり日の変わる前。あ~、疲れた。






2015年7月30日木曜日

利益相反

最近、講演会に行くと、演者の方が最初に「利益相反」を提示するようになりました。

正直、耳慣れない言葉で、よくわからない。提示されている内容から察すると、とりあえず「私は特定の組織と組んで、積極的に利益を得ていることはありません」という宣言みたい。

日本内科学会では、利益相反委員会というのがあって、今年の3月に利益相反指針の改定を行い、積極的に運用するように勧告しています。

これには、高血圧薬サインバルタの臨床研究で、製薬会社自らがその結果を左右する行為を行ったことが発覚し、医学全体に対する信頼性が損なわれたことが大きく関与しているようです。

一般的には、利益相反(COI)は「依頼者に対し中立の者が、自己や第三者の利益のために、依頼者の利益を損なうこと」ということらしい。

学会の指針の最初には、「会員,非会員の別を問わず発表者は、医学研究に関する発表・講演を行う場合,配偶者,一親等の親族,生計を共にする者も含めて,関連する企業や営利を目的とした団体との経済的な関係について過去1年間におけるCOI状態の有無を開示するものとする(一部略)」としています。

とにかく、やたらと面倒な時代になったものだとという思いもありますが、積極的に透明性をアピールしないと、せっかくの学問的成果が疑われるような事件がたくさんあることも否めません。

ただし、あまり細かく規定しすぎると、形式だけのものになってしまうかもしれません。そのあたりの匙加減が難しいかもしれませんね。

2015年7月29日水曜日

リウマチ講演会 @ 横浜駅西口

昨夜は関節リウマチ講演会を聞くため、横浜駅西口にあるホテルキャメロットジャパンにでかけました。

このホテルは、宿泊するというと高級とはいかないかもしれませんが、この手の小さい会合には使い勝手がいいようで、駅近ということもあり、開業医向けの講演会ではよく使われます。

さて、今回の講演会の主題は実地診療。もちろん、学術的に基礎医学的な話も大事(超ムズイけど)ですが、実際の臨床の現場に即戦力として役に立つ話もバカにできません。

ただし、そういう話になると、正解というものがなくなって、あくまでも一つの作戦の提案になります。それを採用するかは自分たちの判断であって、確かにそうだと思うこともあれば、いやいやそこは違うんじゃないかと突っ込みたくなることもある。

ただし、いずれにしても人間を相手にしている医学というのは、100%の正解というのはありません。知識だけではダメだし、かといって経験だけでもダメ。こういういろいろな人の意見を広く聞いて、自分の医療を点検し、より良いものに改善していかないといけない。

昨夜の講演では、6月にローマで行われた欧州リウマチ学会のホットな話題を中心に、なかなかデータが揃わないとまとまった話になりにくい部分について演者の意見を聞くことができました。

特に寛解の判断後に治療を中止できるのかという内容は興味深く、実地医療の現場では患者さんから「高い薬剤を止めることはできないのか」というプレッシャーを感じているだけに、早く一定のコンセンサスがまとまって欲しいところ。

ところが、一番最初の生物学的製剤が登場してから10数年、まだまだ新薬の登場の方が話題になり、寛解後をどうするかというデータはほとんど無いというのが現状です。

今回の講演でも、演者の先生は、注射製剤は中止しても何らかの内服薬は継続させているそうで、それでも1年以内に半数以上の患者さんが治療を再開しているようです。

このあたりは、開業医仲間で話をしていても同じような印象で、生物学的製剤が根本的な治療ではなく、究極の対症療法ということだと考えれば当たり前かもしれません。

それぞれの実地医家の経験に基づく印象も、たくさん集まれば知識となりますから、こういう話をうまくまとめる事ができるといいのですが、これがまた難しい。そういう意味でも、開業医といっても「標準」からはずれる医療とならないように注意が必要ということでしょう。

2015年7月28日火曜日

涼しさを求めて

暑い!! 暑い!! 暑い・・・と、口にするだけ暑くなるのはわかっていますが、いやはや、もう尋常じゃない。

夜になっても、熱気は衰えることを知らず、午前2時、3時くらいになって、やっとエアコンを消せる感じ。それでも、朝になると6時前で、すでに28度って・・・

少しでも涼を求めて・・・いきたいところてすが、何とここにきて涼しいはずの家電の故障が連続して、ほとほと困っているんです。

まず、最初は冷蔵庫。20年前の東芝製。自動製氷が故障して氷ができない・・・だけならよかったのですが、数年前から閉じがあまくなっていた観音開きの扉が、ついに浮いてしまいました。パッキンの劣化が原因で、これじゃどうしようもない。

この前の日曜日に量販店に行って、日立の冷蔵庫を購入。そこにある色にすればよかったのですが、ついついオシャレな色を選んだら、配達されるのは3週間後。

とりあえず我慢、というわけで、なんとかするしかない。さすがに冷蔵庫はAmazonで勝うわけにもいかない。

一番の売りは「真空チルド」と「スリープ野菜」ということらしいのですが、患者さんが野菜がいたまないので感動したという口コミだけで決定したみたいなもの。

これで、空からホウレンソウが降ってきても安心です。

そして、数日前に寝室のエアコンが突如効かなくなりました。室外機が動いていないようで、これじゃどうにもならない。とてもじゃないけど、寝ていられない。

冷蔵庫を買っちゃったばかりなので、とりあえず7月はがまん。エアコンが使えるリビングで、犬と雑魚寝になってしまいました。

2015年7月27日月曜日

雅楽 @ あざみ野

あざみ野駅から新石川方向に少し行った、たまプラーザ方向に上がって行く坂の下にあるラーメン店、雅楽(がらく)に行ってみました。

この店は1年位前に開店した、この界隈では比較的新しい店ですが、すでにラーメン好きの方々には、なかなかの高評価のようで、ネットでも感動の嵐!! (というのは、やや大袈裟ですが)

TRYラーメン大賞の新人賞をとったそうですが、TRYという賞がいかほどのものかはよく知らないので、どれほど権威があるのかはわからない。とは言っても、とにかく悪くは無い話です。

昨日はまたまた灼熱の気温でしたが、行ったのは午後1時半くらい。昼時をはずしたつもりだったのですが7人待ちで、ぎりぎり店内で待てるくらい。待っている間に、冷たい麦茶のサービスが嬉しい。

基本は味噌の店。ということで、オロチョンを注文。辛さが選べて、普通、辛口、そして・・・フィーバー!! となっているらしい。辛味噌大好きですが、美味しく食べたいので辛さは普通にしておきます。

席に座ると、テーブルに追加で置いてある調味料は、唐辛子と山椒だけ。これはパワーアップすることはいいけど、味を変える事は許さないという自信の現れなんでしょう。

さて肝腎の味ですが・・・太目のもちもち麺は、濃厚なスープとの相性は抜群。トッピングのもやしはケチケチしていないし、ひき肉もたっぷりです。

味噌は数種類をブレンドして、いろいろな野菜も細かく混ざっているようで、飲むというより食べるスープみたい。単なる「濃厚」という言葉では説明しきれない、いろいろな味がうまくバランスをとって調和している感じです。


丼はやや縦長で、一見するとちょいモダン。おそらく、その効果なのか、なかなか全体が冷めにくく、最後まで熱々で食べれるのがいい。

味噌といえば初代というのが、このあたりでの定番でしたが、今後は雅楽もしっかりとレパートリーにしたくなりました。醤油も、けっこう評判がいいので、次回は試してみたいです。

2015年7月26日日曜日

看護婦? 看護士? 看護師

看護師というのは、医療行為の補助する職種ですが、看護というのは医者がなかなか手を回せない部分で、医療の中では無くてはならない仕事。

今から150年ほど前、クリミア戦争で活躍したイギリス人、フローレンス・ナイチンゲールによって、その重要性が確立され。近代的な看護師の養成が始まったことは有名です。

日本では、もともと看護婦と呼ばれていましたが、保健婦助産婦看護婦法が保健師助産師看護師法に改正され、2002年から看護師となりました。

医者以外で医療に従事する方々をパラメディカルと総称するんですが、リハビリテーションを行うのは理学療法士、レントゲン撮影を行うのは診療放射線技師、検査を行うのは臨床検査技師・・・

最後に「し」が付きますが「師」だったり「士」だったり。この差は何なのかよくわかりませんが、看護師と呼ぶことになる前には、看護士さんが存在しました。

つまり、女性の場合が看護婦で、男性の場合を看護士と分けていたんです。ナイチンゲールの活躍や、看護婦という名称から看護は女性の仕事というイメージが作られ、男性看護師は今でも全体の中では10%には満たない少数派です。

しかし、男性ならではの介入の場があるもので、医療の現場の中では男性看護師の存在は絶対に必要な部分です。自分がかつて勤務した病院にも、何人かの看護士と呼ばれる男性がいましたが、女性が多い職場の中で皆さん独特のポジションを確立していたので印象深い方が多かった。

さすがに医者一人、看護師一人のクリニックでは、医者である自分が男性ですから、看護師は女性でないと困りますが、もしも数人看護師がいるのなら一人は男性が欲しくなりますね。

2015年7月25日土曜日

売れ筋旅行ガイド

夏休みが始まってますが、一般人はあちこちバケーションでどこに行こうかと、いろいろ考えているところ。

グルメと旅行はグローバル化した代表的なカルチャーと言ってもいいかと思いますが、今時ずいぶんとマニアックな場所を求めて旅行する方も少なくない。

ただ、世界情勢は不安定要素が多く、一般人が巻き込まれる事件に遭遇する機会は次第に増しています。せっかくのバケーションですから、安全なところで、楽しくすごしたいもの。

近場に行くなら、あまり考える必要はありませんが、海外旅行はばあいはけっこう前からいろいろと準備が必要。そこで、Amazonで売れている旅行ガイドを見てみると、だいたい皆さんがどこに行くのか見えてくる。

ランキングで20位までに、ハワイ関連の本が一番多く入っているのは、今も昔も変わらないんだなぁと、あらためて感じました。しかも、ハワイの場合は、単なるガイドブックではなく、さらに突っ込んだタイトルが多い。

「HAWAII - 住むように暮らす」、「ハワイ・スーパーマーケットマル得完全ガイド」、など、ハワイともなると、何度か行っているヒトも多いのでしょうから、観光よりも目的を絞って何をするか考える人が多いのでしょう。

何もハワイにまで行って、スーパーで買い漁ることはないと言ってしまえばそれまでのこと。ふだんと違うところ、しかも海外で普通のことをするというところが、ゆとりを持っていろいろと楽しむことにつながるのだと思います。

次に気になったのは、ニューヨーク。アメリカ本土への旅行では、以前は圧倒的に西海岸のロサンジェルス、サンフランシスコが定番だったように思いますが、最近はより世界のカルチャーの中心感がある東海岸に注目が集まっているのかもしれません。

ジャズか好きな自分としても、ニューヨークは一度は行ってみたいところですが、何しろ遠い。地球を半周するようなものですから、けっこうな決意が必要なところです。

まぁ、どっちにしてもクリニックをやっていると休みが取れる時期も期間も限られて、あまり遠くに出かけると言うのはなかなか難しいところがあります。結局、今年も何も予定が決まらないまま、7月もあと1週間になってしまいました。

さぁて、どうしようかなぁ・・・・

2015年7月24日金曜日

里芋

以前に、アボガドの種を発芽させてみましたが、ただピョーっと長く育つだけであまり面白くはありませんでした。

性懲りも無く・・・今度は、何となく余ってしまった里芋。芽が出てきてしまったので、どうせなら埋めてしまえ!! というわけで・・・こんなんなりました。


芋を半分くらい土の中に突っ込んでおいたんですが、1ヶ月以上たっても変化が無く、こりゃダメかなと思っていたんですが・・・

1週間くらい前に、ちょこっと出ていた芽があっという間に伸び始めて、直径10センチほどもある葉が開きました。

里芋は、熱帯に生息するタロイモの仲間。いまや日本も熱帯状態ですから、暑さで覚醒したんでしょうかね。

一般的には、こういう栽培品種では花はつかないそうです。もちろん、土の中で広がってぶっとい根っこがあちこちに伸びても困りますから、そろそろ掘り出して植木鉢に移したほうがいいかもしれません。

2015年7月23日木曜日

ほぼ独裁

中国が、東シナ海でガス田開発を進めている写真がいきなり公開されました。「一方的な資源開発は極めて遺憾だ」と中国を批判 しています。

このタイミングで、こういう話を公開するというのはどういうことでしょう。しかも、メディアの報道の一部には、その場所を日中中間線付近という表現をしていますが、実際には日中中間線の中国側のようです。

これは、意図的に中国の脅威を強調していると考えざるをえない。つまり、批判の多い安保法制を許容させるために国民の危機感を煽ることと、国立競技場問題と合わせて批判の矛先をかわそうという狙いがあるのかもしれません。

いずれにしても、最近の政治動向は、どうも納得いかないことが多い。繰り返しになりますが、そもそも日本を取り巻く世界事情の変化が、日本国憲法との間にギャップが生じてきていることは否定しません。

国際貢献という観点からも、何らかの形で日本もそのギャップから生じる行動を余儀なくされている状況も理解できます。ただし、問題はそれがアメリカという大国との関係から生じているということです。

いずれにしても、そうであれば、正面から憲法の改正を議論していくべきで、時の内閣が圧倒的多数を背景に解釈をどんどん変更してしまうということが問題です。これでは、ほぼ一党独裁体制としか言いようが無い


しかも、その根拠となるのが何十年も前の最高裁判決では、説得力のかけらも無い。そもそも、その判決が出た頃の考え方と、現在では違うから変えたいのですから、本末転倒の話です。

国立競技場問題では、「やり直す」ということで批判を封じ込めようといているわけですが、そもそも責任の所在については完全にたらいまわしです。関係する長の方々は、それぞれ「決定の権限は自分には無い」というような発言をあからさまにしています。

最終的な決定権がどこにあるのか、計画の遂行を実際に行うのはどの組織なのか、そして予算の枠組みをどのように確保しているのか、はっきりとさせておくことは山ほどあるにもかかわらず、何一つ見えてこない。

首相は「最終責任は私にある」と発言していますが、そんなことは当たり前。そんな総論的なことではなく、実質的な責任がいったいどこにあるのかということです。本当に、どうなっているんでしょうか。


2015年7月22日水曜日

鯛めし

これは、昨日の続き・・・

アクアパッツァを作る・・・ってなわけで、鯛を買う。三枚におろす。頭と背骨が残る。

しかも、魚をさばくのは素人だから、骨の方にたくさん身が残る。当然、もったいない。

そこで、全部煮てスープにする。アクを丁寧に取り除く。熱が通ると、骨から身がとりやすい。

そしたら、スープと身に・・・お米を入れて炊くだけ。


これも、立派な鯛めしです。

味は少量の白だしと塩少々。細かく刻んだ長葱を散らして、出来上がり。

2015年7月21日火曜日

Acqua Pazza

アクア・パッツァを作ってみました。

とは言っても、そんなに偉そうな話ではなく、ちょっと写真ではわかりにくいのですが、鯛とあさりをコンソメスープを入れて蒸し焼きにした感じ。

ただし、鯛は尾頭付きの小さめのものが安かったので、自分で三枚におろしました。オリーブオイルで、鯛の切り身とにんにくを炒めます。

鯛の皮にもしっかり焦げ目がついたところで、まわりにトマトを散らします。多少、彩りを考えてインゲンとしめじも入れました。

真ん中にあさりをドサっと置いたら、コンソメスープを入れてバジルをふります。あとは、蓋をして蒸し焼きにするだけ。

魚介を使ったイタリア料理の代表的なレシピだと思いますが、本格的には違うかもしれませんけど、まぁそれなりに楽しめました。

2015年7月20日月曜日

PA-3

さぁ、関東は梅雨明けしました。暑い夏がやってきて、ビールと枝豆の季節になってきました・・・が、しかし・・・痛風持ちの方には、注意が必要ということ。

プリン体と戦う乳酸菌という宣伝をしているのが、明治が出したヨーグルト。プリン体が高尿酸血症の原因になり、体に蓄積した尿酸が痛風発作を引き起こすことはよく知られています。

生物が生きていくためには、遺伝子が必要。その成分が核酸で、そこから出てくるのがプリン体。食べ物のほぼすべては、有機物からなるわけですから、プリン体を一切摂取しないことは不可能です。

乳酸菌は、いろいろな健康効果があり、さまざまな病気の予防などに役立っているのですが、プリン体と戦うというのはどういうことなんでしょう。

乳酸菌PA-3株は、プリン体をその体内に吸収する力があり、人の体内のプリン体値を下げる効果があるというのです。

最も、薬ではありません。ただ食べたらすぐに血中尿酸値が下がるというわけではなく、食べ続けて腸内でこの乳酸菌を増やさないといけません。

カルピスの宣伝で、「人には人の乳酸菌」と言っているように、乳酸菌は個人個人で合う合わないがあります。誰にでも、同じ効果が出るとは限りません。

この手の物は、当たるも八卦、当たらぬも八卦みたいなところがあるので、医者としても簡単におすすめはいにくいところがあります。

これについては、自分が所属している(今でも非常勤講師を続けています)東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターより、正式にコメントが出ています。一般のボランティアと通院中の痛風患者さんに協力してもらい調べたところ、

治療中の痛風患者さんの尿酸値はほとんど下げないが、尿酸値が正常より少し高めで、プリン体摂取量が多くない人では、対照群と比較して 有意に血清尿酸値が低くなる」という結果でした。

その上で、「痛風患者さんはやはり薬が必要、それなりに節制している痛風予備軍の人には少しは良いでしょう」というのが結論としています。

つまり、摂るにこしたことはないけど、高尿酸血症に既になっている人は、従来の治療に代わるものではないということに注意が必要です。

とりあえず、今年の夏はPA-3ヨーグルトを食べながら、プリン体フリーのビール様飲料を飲んで盛り上がりましょう!! って、盛り上がれないかもしれませんが・・・

2015年7月19日日曜日

エア・チェック

・・・って、ほとんど死語に近い言葉でしょうけど、70年代の音楽好きの青少年にとっては、とても重要なことでした。

70年代初頭、ラジオ放送にFM(超短波放送)が加わり、従来のAM放送に比べて、圧倒的な高音質が売りでした。東京では、NHK-FMとFM東京の2局があって、主として音楽番組を中心に放送が行われていました。

そこで、放送される音楽を録音することをエア・チェックと呼んでいたわけですが、当時は著作権とかはうるさいことはいわなかったのか、NHKでさえアルバムを丸ごと放送するのは当たり前。

当時のアルバムはLPレコードで、新譜で2000円くらい。2枚組だと3000円、クラシックの廉価版で1000円、中高生にとっては1か月分の小遣いを丸々使う感じでした。

そうなると、出てくる興味があるレコードを何でも買うというわけにはいきませんから、当然友人との間でのレコードの貸し借りが多くなりますし、そしてFM放送の番組表をしっかり注意するようになるわけです。

留守録音とか予約録音なんてことは、少なくとも自分の周りの環境にはありませんでしたから、時間になるとオーディオ・セットの前で、カウントダウンしながら、録音準備をしたレコーダーのPAUSEボタンに指をかけて心待ちにしていたものです。

FM東京は、特に驚くべきことに海外アーティストのコンサートがあると、けっこうな頻度で丸ごと放送するなんてことがよくあったものです。

実は、今でも新譜が出ると必ず購入するMiles Davisは、最初の出会いが1973年の日本公演の放送でした。当時は電化マイルスで、ロックにはまっていた耳にも、ものすごい音の洪水がフレッシュでした。

エア・チェックができるようになったのは、カセット・テープの普及があったからです。その前までは、オープン・リール式の磁気テープ・レコーダーが主流で、家庭で簡単に何かを録音するというわけにはいきません。

カセットになって、レコーダーの大きさもコンパクトになり、テープの扱いも簡便になったことが録音を身近なものにしてくれたと言えます。

今では、AM放送の音質がよくなり、AMとFMの差はほとんどなく、番組もDJがしゃべっている方が中心。わざわざ録音しようなんていう物好きはいないでしょうし、そもそもヴィジュアル・メディアが発達した現代では、音声だけのラジオの存在意義すらも疑問視する声が聞かれのは残念ですね。

2015年7月18日土曜日

プリウスαがリコールで見えた事

プリウスαは、大震災直後の2011年5月から実質的に発売されました。

最初の1年間は、震災の影響を受けて、生産台数は数万台程度だったものと思われます。その後は、順調に生産を重ね、今では街中で見かける数は、ノーマル・プリウスと大差ないくらいの人気になっています。

7月16日に、トヨタ自動車よりプリウスαのリコールが発表されました。対象となるのは、発売から昨年秋までに生産されたもの・・・

ということは、つまり前期プリウスαのすべてがリコールということです。昨年11月にマイナー・チェンジを行い、後期プリウスαについては、今のところ問題はありません。

1.不具合の状況

ハイブリッドシステムにおいて、制御ソフトが不適切なため、電 力変換器(DC-ACインバータ)の昇圧回路用素子が熱応力で損傷することがあります。そのため、警告灯が点灯しフェールセーフのモータ走行となり、素子 損傷時に電気ノイズが発生した場合には、ハイブリッドシステムが停止し、走行不能となるおそれがあります。

2.改善の内容
全車両、制御ソフトを対策仕様に修正します。


とういうことで、パソコン・ソフトで言うと、セキュリティ対策をした手直しを含むソフトウェアのバージョンアップと同じことのようです。

本来、自動車は機械工学の産物だったわけですが、ハイブリッド車は完全に電気工学になっていることが実感できる話です。

ところで、新車の販売台数は公表されているのですが、プリウスについてはノーマルとαが合算されていて、実質的にαがどのくらい売れているのかはわかりませんでした。

全プリウスの販売数は、
2011年 252,528 一位
2012年 317,675 一位
2013年 253,711 アクアに抜かれて二位
2014年 183,614 アクア、フィットに抜かれて三位

全部あわせると、だいたい100万台です。今回のαのリコールの対象車種の含まれる期間が含まれないのは数ヶ月間で、その間の販売台数はだいたい10万台くらい。

リコールされたことで、αの実質的な販売台数がはっきりしました。リコール台数の総計が、だいたい34万台。5人乗りと7人乗りがありますが、その比率は3:1。つまり7人乗りは4台に1台くらい。

そして、ノーマル・プリウスとプリウスαの比率は、3:2くらいということです。ノーマルのほうが多いとは言っても、かなり近づいているという数ではないでしょうか。

プリウスが売れなくなったわけではなく、プリウスのシェアを小型のアクアと大型のαに分配して、全体としては売り上げを伸ばしたという状況がよくわかります。