2007年8月18日土曜日

theme from the Monkees

♪Here we come, walkin' Down the street. We get the funniest looks from Ev'ry one we meet. Hey, hey, we're the Monkees and people say we monkey around. But we're too busy singing to put anybody down.

というわけで、モンキーズです。1966年から始まったアメリカ産TVショーのテーマソング。ビートルズに対抗して、アメリカでもオーディションでメンバー集めて、得意の笑い声入りコメディショーを作っちゃった。

古くはルーシー・ショーやじゃじゃ馬億万長者、奥様は魔女の流れ。でも、音楽グループ物が受けたので、このあとパートリッジ・ファミリーなんてのも出てきたし、ボビー・シャーマンの略奪された百人の花嫁なんてのもありました。


モンキーズは確かにテレビ用の寄せ集めから出発したのですが、ギター担当のマイケル・ネスミスがカントリー・ロックをバック・グラウンドにけっこういけていたので、もろアイドル路線の音楽とけっこうマニア向け音楽が混ざっていて、アルバムは意外と面白い。

ドラムのミッキー・ドレンツとボーカルのアイドル、デービー・ジョーンスはそれなり。ヒッピー出身のピーター・トークは変わり者。

ネスミスとトークが抜けてドレンツとジョーンスの二人になって出したアルバムはちっとも受けませんでした。それじゃってんで、もともとの仕掛け人、作詞と作曲を担当していたボイスさんとハートさんが表にでてきましたが、もうそういう時代じゃなかった。


1966年ごろだったか、原宿は表参道。今のKIDDY LANDができて、おもちゃだけのデパートとはすごいもんだと小学生の自分は思ったものでした。なぜか、地下一階の一番奥はレコード売り場だったのです。

ここで、初めて買った洋楽レコードがモンキーズのテーマ。45rpm 17cm シングルというやつで、370円だったと思う。ビートルズにはまる直前のことでした。

ということは、自分の洋楽遍歴はモンキーズ→ビートルズ→カーペターズ→サイモン&ガーファンクル→シカゴ→ピンク・フロイド→EL&P→ユーライア・ヒープ→ジェフ・ベック→エリック・クラプトンというのがだいたいのながれということでしょうか。

結局、クラプトンで止まってるけどね。