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2007年8月26日日曜日

The Beatles / LET IT BE

♪ When I find myself in times of trouble,
mother Mary comes to me,
speaking words of wisdom, let it be.

もう、いまさら何をかいわんや。日本では最後のアルバムが "LET IT BE" だったこともあり、最後の曲のように思っていましたが、実際は "Abby Road" の方が新しい。

後にNaked...が発売され、ストリングスのないシンプルな原型を聞くことになりますが、当時は宗教曲のような荘厳なイメージがありました。

この歌詞も、「おいらが困ったときには、聖マリーがやってきてかしこい言葉をおしえてくれる、それはあるがままでいなさい」みたいな内容ですから、よけいキリスト教的な歌のように思ってしまいます。ビリー・プレストンのオルガンが、さらに雰囲気を盛り上げています。

自分の音楽のルーツは小学生のときのクラリネットを吹く友人で、彼からクラシック、カーペンターズ、サイモン&ガーファンクルなど、そしてビートルズを教わりました。

その友人が、自慢げに見せてくれたのが、アルバム "LET IT BE" でした。しかも、同名のドキュメンタリー映画の公開と合わせた特別バージョンで厚さが1cmくらいあるジャケット大 (30cm×30cm) の写真集付というすぐれもの

当時LPレコードがだいたい2000円くらいだったので、おそらく5000円位はしたんじゃないでしょうか。後で買いに行った時には、もう通常盤しか売っていませんでした。悔しかったですね。


ビートルズは最初に何でも集めた最初のミュージシャンですので、嫌いなわけは無いのですが、現在は「アンチ巨人」みたいな感じという方があっているかも。

実は中学校の1年生の秋に、学校がいろいろ問題があって1ヶ月間くらい授業が無いということがありました。この時、毎日のようにレコード屋さんに行って、ビートルズも含めていろいろな音楽に接することがなければ、それほど音楽好きにはならなかったかも。


豪華版アルバムは手に入りませんでしたが、ほとんどのレコードを処分してしまったのに、何故か手元に残った数少ない1枚が "LET IT BE" のシングル盤。

今は、診察室に飾ってあります。興味のある方は、診察の後で、「おや、それはほんとのシングルですが?・・・・・」と声をかけていただければ・・・・・