2009年1月6日火曜日

使い捨ての音楽

音楽のダウンロードでの購入してます?

自分はしてません。ひたすらCD買って、MP3に変換してパソコンに保存したり、CDに書き込んでMP3対応プレイヤーで連続再生したりします。

若者の間では、ダウンロード数は最近急激に伸びているそうです。iPodを代表とする携帯型音楽プレイヤーの普及のおかげで、わざわざCDから音楽を入れるより、直接ダウンロードの方が簡単なわけです。

ダウンロードさせて、「お~、いい曲じゃん」と思わせておいてCDアルバムを購入してもらうというのが、もともとの作戦だったらしいですが、実際はアルバム全部をネットから仕入れてしまうためCDの売れ行きがおちているんだそうですよ。

SPレコードが最初のROM、続いてレコード、そしてCD、DVD、ブルーレイ。一方、RAMはオープンリールテープから始まり、カセットテープ、いっときLカセットっというのもありましたが、次がMD、そして今はCD-R、DVD-R、ブルーレイと変遷してきました。

カセットテープの時代にSONYがデンスケという持ち出せる録音用デッキを出したのが、モバイルの始まり。そして小型化してWalkmanが爆発的にヒット。さらにMDで小型化しましたが、比較的短命だったように思います。

この辺から、MP3というデジタルデータが普及して、メモリータイプの登場となり、今ではわずかに数cmの大きさの中に、数千曲も詰め込めてしまうわけです。でも、電池には寿命があるわけで、最長再生時間となるとせいぜい半日。

メモリーの小型化に、電池の技術はついていけてない。まあ、24時間休み無く音楽を聴き続けている人はいないでしょうけど、せめて1週間くらいは充電しなくてもいいようにしてもらいたいものです。

でも、そうやって手に入れた音楽はどうやって楽しまれているんでしょうか。iPodが一杯になったら、パソコンにためるんですか。ハードディスクがクラッシュしたらぱ~です。だいいち、歩きながらでしか聴かれないんでしょ。ついでに聴く音楽ですよ。

まぁ、いちいち構えて音楽を聴くのがいいわけではないんですけど、好きな音楽なら時にはしっかりと聴いてみたくなりませんか。