今日は、お昼に防災関係の打ち合わせをしようと医師会に行ってきました。そしたらK町のH先生がやってきて、なかなか楽しい話題で盛り上がり、あやうく午後の診療に遅刻しそうになりました。
都筑区の医者でで毎日ブログを書いているのは、あざみ野棒屋先生とDr.M、そして自分だけらしいという話が出て、びっくり。そうなると、ますます続けないといかんと思ってしまいます。
H先生はDr.Mとともにベテラン医師会員若手代表チームの一員で、なかなか話も面白く、次の医師会理事のポストにふさわしい!! いろいろな問題が取り巻く今の厳しい医療環境は、H先生やDr.Mのような気概のある先生方が積極的に前に出て行くことが必要です。
それで、午後の診察です。ご夫婦が、そろって初めて受診していただきました。このプログを読んで下さっているとのことで、すでに知っている医療関係者以外では、誰が読むとも考えずにきままに書いているので、実際読者とおあいすると、なんかこっぱずかしいものです。
「繊細な医者と思っていたら、意外に・・・」という印象だそうです。ちょっと、暗めの笑いの少ない話題が多いせいのようです。医者は、特に整形外科はそうなんですが、モンゴル系とラテン系に分かれるというのが、自分の出身大学医局での定説で、自分は明らかにラテン系。黙っているときは、98%だじゃれを考えています。おやじギャグというやつです。でもギャグは相手のインテリジェンスを計るバロメータ。「寒い」の一言でも自分は救われるのです。ギャグを言った事が気が付かれない時、あるいは完全に無視された時、そしてギャグを自分で解説しないといけない時は敗北です。
さて、あざみ野棒屋さんからヒントをいただいて書いたミニ小説"The Controlled Health"に続いて、その続編"The Enforced Health"をアップしました。
最初は、今の医療環境の問題をブラック・ユーモアで解決することを描いたもの。そして、第2弾は、その解決策が引き起こす問題点をテーマにしてみました。あざみ野棒屋さんから、早くも批評していただきました。あえて登場人物を読んだ人の自由なイメージにまかせようと固有名詞をつけず、細かい設定を提示しなかったのですが、混乱を招いたようです。これは素人にわか小説家のひとりよがりでした。
映画は、視覚的なメディアですから、登場人物の設定は最初から決定されています。小説は文字だけですから、読者の自由が長所であり短所なのですね。自分も書きながら映像的なイメージを考えながら持っていたので、もっとはっきりとしたイメージが見えたほうがわかりやすかったかもしれないと反省しています。ただ、そこまで書ききる筆力が素人にはないようです。
最終的に近い将来の人々が、本当の解決に至る部分を書いて、本当の完結を迎えることができそうです。次の当直バイトのときにがんばりますので、ちょっとお待ちください。