2009年4月3日金曜日

孤独

「総理大臣は、どす黒いまでの孤独に耐え切れるだけの体力、精神力がいる」

麻生首相が最近、高知市内で学生相手にこう語ったそうな。う~ん、まぁ、説得力あるかもしれませんな。それにしても、もう自分からやめる気はなさそうでんな。どこまでも、日本を潰しにかかっているような、涙ちょちょ切れ内閣ってな感じでしょうか。

まぁ、それはいいとして、孤独という言葉はなんなんでしょうかね。寂しい言葉なんですけど、かっこいい感じもあるし、不思議な感じ。最初に「孤独」という言葉を意識したのは・・・

実は、昔昔、TBSテレビのドラマの主題歌だった「私の孤独(Ma Solitude)」という曲ですよ。歌うのはギリシャ人のジョルジュ・ムスタキ。もちろん、日本語じゃないので詳しい歌詞はわかりませんでしたが、当時自分はロック少年にもかかわらず、なんかすごく好きだったんですよ。

飛行機事故で亡くなったギルバート・オサリバンの大ヒット曲で「アローン・アゲイン」というのもありましたね。これも、当時は英語なんて不得意科目でしたから、ちゃんとヒアリングなんてできません。友人と、この曲をカタカナ英語で歌ったものです。出だしは、「メナメナハーフナウ、ハッピナガニレッサ・・・」と聞こえました。

さらになんといっても、一番有名なのは「ミスター・ロンリー」です。FM東京で、城達也の大人のナレーションで有名だったJET STREAMのテーマ曲でしたよね。

そんなわけで、孤独というのはヒット曲と結びついて記憶に残っているもので、あまり悲しいイメージはありません。でも、まじめに考えると、精神的な結びつきを持った人が周りにいない状態が「孤独」ということなんでしょうね。

孤独を愛するという人もいますが、わざわざ孤独になろうとするというのはいないと思いますよ。人間そんなに強くはないでしょう。人は皆、一人では生きていけないものだから(by 中村雅俊)。