4月29日はドイツ、オーストリアで感染者が確認されました。そしてアメリカで初の死者が出たというのがね大きなニュースになりました。ただし、これはメキシコから来た乳児だそうです。そのメキシコの死者数は159人で、やや鈍った感はありますが、まだまだ安心できません。たぶん治療体制がだいぶ整ったということでしょう。
いまだにメキシコに圧倒的な死亡例の原因はわかっていませんが、保険制度の関係でかなり重篤になってからしか受診しないという事情が取りざたされています。
さて4月30日、今朝WHOは警戒レベルの引き上げを発表し、フェーズ5が宣言されました。もう後がありません。つぎはパンデミックです。
このGWで仕事に行かないですむことで人の動きが減るか、レジャーで大移動するかが日本の感染の大きなキーになりそうです。怖いのは豚ではありません。本当に怖いのは人間です。
初期感染は弱毒かもしれませんが、人から人への感染を起こしていくうちに強毒に変異していく可能性が指摘されています。
やはり、あまり楽観的に考えず慎重な行動が望まれるという状況だということです。