2010年8月6日金曜日

手術着

手術のとき着る手術着、病院によっていろいろですが、自分の母校では木綿の丸首タイプで、緑色でした。学生用は同じデザインで水色。最初に使ったのがこれだったので、自分としてはスタンダードのイメージが出来上がってしまいました。

ズボンは縫い付けられた紐がベルト代わりでしばるのが一般的。シャツインにするかシャツアウトにするかは個人の自由ですが、上をひらひらさせていると不潔になりそうなので、自分はシャツインであることが多い。

病院によっては、Vネックになっているものもしばしばありますが、正直言って胸毛がちらちら見えたりするので、あまり好きではありません。また、生地もポリエステルとかが入っているものも、妙に硬い感じで嫌でした。

当直のときなどは、手術室に行って手術着に着替えて一晩過ごすというのが一般的でしたが、手術着が不足するということで禁止になってしまいました。ゆったりとした手術着は当直着としては大変便利だったんですけどね。

実は、今だから言えるのですが、家で着るのにも大変都合がいいので、数着持って帰っていたんです。いゃあ、どうもすみません。でも、開業してから当直バイトをするのに大変役に立っていました。

ところが、さすがに5年使っていて、だいぶ布地がいたんできまして、そろそろやばいかなぁ、と思っていました。そして、ついこの前、ちょっと膝を曲げたとたんに、ついにビリつと膝頭が横に裂けてしまいました。

これは悲しい。とりあえず、セロハンテープで応急処置をしてなんとかしましたが、もう生地が薄くなっていて縫おうと思ってもかなり厳しい。ワッペンをかぶせてごまかすというわけにはいきません。

5年間のうち、ほぼ丸々1年間分はこの手術着を着て当直していたわけで、愛着もそれなりにあるわけです。勝手に持ち帰っておいて言うのもなんですが、本当に役に立ってくれました。しょうがないので、似たような手術着をアスクルとかで探そうかと思っています。当面は、作務衣のズボンとかで我慢しようかな・・・