今日は夏の甲子園大会、準決勝の2試合が行われました。島袋投手を擁する沖縄興南と一二三投手を擁する神奈川東海大相模が勝ち上がり明日の決勝にこまを進めました。
どちらの試合も、逆転勝利でハラハラドキドキの試合展開でした。選手たちもこの暑さの中で、連日の試合では疲れもだいぶたまっていることでしょう。
自分のように神奈川県民としては、春夏連覇を目指す興南との決勝戦は最高の舞台です。明日は、クリニックを休んで甲子園に・・・というわけにはいきませんから、できる範囲でテレビで応援をしたいと思います。
今大会で、最も注目を集める二人のエースの対決を見ずして、この夏は終われません。この際ですから、阪神も巨人も、そして中日も忘れましょう(ねっ!!)。
それにしても、ずーっと昔、高校生の頃を思い出しました。自分の出身高校は野球ではまったくたいしたことはなく、夏の大会の地方予選は出るだけで、全校からはまったく期待されていない状態でした。
確か高校2年のときでしたか、初戦に勝利してしまったのです。そこで、応援をしないといけないということになり、にわか応援団が結成されました。さらに、神宮第2球場に応援に行くと、体育の欠席がチャラになるということで、日頃あまり真面目に授業に出ないようなやつまでわんさか応援に繰り出すことになりました。
確か、2回か3回勝ち進んで、これに勝てば東東京でBEST8になるというところで負けてしまい、みんなの夏は終了したのです。
日頃バンドとかやって、長髪のどう見ても不良っぽい連中が応援するのですから、けっこうひんしゅくだったようです。自分たちのいるスタンドに近いところで守っている相手の選手を、無差別にやじり倒し、そのあまりにひどい応援姿勢はだいぶ問題になりました。
でも、ものすごく楽しい応援だったと思います。何かひとつの事に仲間全員で一致団結して向かっていったことは、忘れられない思い出になっています。
地方予選ですらそうなんですから、甲子園の決勝にまでいった両校の応援団の興奮といったら並大抵のことではないでしょう。許されるものなら、本当に休診にしたいくらいの感じです。
とにかく、明日は高校野球史に残るような接戦を期待しています。