5月に3年元気だったシライトイソギンチャクが☆になり、急遽あたらしいイソギンチャク・・・これはサンゴイソギンチャクですが、こいつを入れました。
カクレクマノミは喜んで入っていたのですが、水の吸引口にはさまってしまいずたずた。6月のはじめに、あらたなサンゴイソギンチャクを用意したのですが、今度はカクレクマノミはまったく興味をしめさない。
クマノミとイソギンチャクは個体ごとに相性があって、必ずはいるとは限らないのです。困ったなぁとは思っても、こればかりはどうしようもない。
ところが、先週くらいからイソギンチャクが急にあちこちに移動し始めた。また吸引口に吸い込まれては困るので、動くたびにやきもきしていたのですが、そのうちぎゅぎゅぎゅっと縮こまってしまいました。
もともとイソギンチャクは縮まったり膨らんだりを繰り返すので、様子を見ていたところなんと今回はただの縮こまりではありませんでした。
昨日、朝クリニックについてびっくり。カクレクマノミが上の方でアップアップしているではないですか。これはイソギンチャクが死んだな、とすぐピンと来て、イソギンチャクのへばりつしている岩を持ち上げてみたら、なんとイソギンチャクはてろてろ・どろどろ。
これは、一気に水質の汚染が進んだわけで、下手をすると水槽崩壊の事態に陥るかもしれないということです。すぐに、崩れたイソギンチャクをホースで吸い出しながら、半分近い水を換水。
この事件で、サンゴユビワヤドカリも犠牲者になりました。いやはや、どうも一度何かが起こると、連鎖反応的にいろいろなことが起こる。安定して綺麗なアクアリウムを維持するというのは、ものすごいエネルギーが必要。
片手間に水槽を管理するというのは、本当の愛好家の方からすれば邪道で怒られてしまうかもしません。それでも、じたばたしてみたいもので、いつか120cm水槽で、たくさんの色とりどりの魚やサンゴを入れてみたい・・・なんて無謀ですかね。
こういうトラブルの時こそ、あわてふためいているので、写真しかとっている場合ではなく、こういう文字だけの報告になってしまいます。