消費税は、確かに欧米に比べて日本は税率が低い。だからといって、もっと高くして良いという議論がされることがありますが、国によっていろいろなやり方があってもいいわけで、何も一律同じにすることはない。
とか何とか言っても、政府が決めた事で、実際のところ4月からは現行の5%から8%に増税されるのですから、もうしょうがない。
数年後には10%になることも既定事実で、どんどん個人から取れるものは取っていこうという路線はヒートアップしていくのです。
もっともお金に余裕がある人から、たくさん税金を納めてもらうというのはリーズナブルな制度。いろいろと買い物をするというのは、生活必需品もありますが、高額なものほど無いと生きていけないものは少ない。
ただ、高額所得に対しては、すでに所得税の部分で格差がついているわけで、がんばって働いてたくさん儲けても、結局税金が増えるだけというのでは、「夢をかなえる」的なモチベーションが保てないかもしれませんね。
実際のところ、それほど不満を言いたいわけではないのですが、何となくモヤモヤしてしまうのは、現政府のあからさまな大企業優遇政策。政治は金がかかるんでしょうが、たくさんお金をだしてくれそうな大企業を手厚く保護するのは、昔のやり方そのもの。
復興特別税は個人はまだまだ続きますが、企業に課せられていたものは今年から廃止になります。法人税もいろいろとゴニョゴニョ・・・・まぁね大企業が元気で、どんどん露を落としてくれればいいんでしょうけど。
ただ、いくら大企業と言っても、それはごく一握り。日本人の大多数は中小企業以下に所属していて、いまだにアベノミクスとかいうものの恩恵は実感できないままという現実。
3月のうちにいろいろと購入しようという宣伝も増えてきましたが、だからといって無駄遣いになってもしょうがない。その時に、本当に必要と思えるものを安く買えるといいんですけどね。