クラシックCDを気楽に楽しみ、大人買いできるのは、輸入盤しか買わないから。
そりゃそうでしょう。何しろ、日本盤なら2000円~3000円する新譜が、1500円くらい。ボックスセットなんかは、数万円するものでも、輸入盤なら1万円以下で買えたりすることが多い。
もっとも、それほど売れるものではないので、日本盤で揃えたくても、そもそも売っていないものがほとんど。日本盤といっても、輸入盤に日本語の解説をおまけでつけただけというのも少なくない。
あとはHMVのような、販売店のキャンペーンをうまく利用して、さらに実質的に20%程度の値引きみたいなものを使うのがポイント。ただし、HMVは去年くらいから、かなり渋チンになってきて、あまりお得感はなくなってきました。
そして、もう一つ大事なのがamazonですが、こちらは新品ではなくて、中古品狙い。届くまで時間がかかることを我慢すれば、外国からのマーケットプレイスを利用すれば、HMVで販売終了したようなものも含めて、そうとう格安で手に入る。
というわけで、今回ゲットしたのがこれ。ガーディナー先生のモーツァルトの7つの有名オペラのボックス。イドメネオ、後宮からの逃走、フィガロの結婚、ドン・ジョヴァンニ、コジ・ファン・トゥッテ、皇帝ティートの慈悲、魔笛が入っている。
オペラは、まだ楽しむことができないのですが、宗教音楽が楽しめるようになってきたので、そのうち手を出したくなるのは間違いない。そこで、せっかくなら、ガーディナー先生のボックスにしようというわけなんです。
3年前に発売された18枚組で、有名なもの7つがつまっていて、入門者としてはこれで十分すぎる内容。HMVでは約7500円で、今でも販売していますが、入荷日未定となっていて、これは実質的に販売終了と同じ。
amazonを探すと、新品は7171円から、中古は12000円台からとなっています。バラでそろえれば20000円以上かかるわけですから、7000円でも、内容的にはずいぶんと安い。
ただ、ガーディナー先生のアルバムという以外は、もっかのところ特に聴きたいというわけではありませんので、この値段をだすのはためらわれるところ。
そこで「ほしい物リスト」に入れて、チョコチョコとチェックをしていたら、ぎょぎょぎょっという値段が出ました。もちろん中古ですが、最初はゼロを一つ間違えたかと思いましたが、なんと1200円。
こりゃもう、ただ同然ですよ。さっそく条件反射的にカートに入れてしまいました。届いた品を見ると、ほとんど痛んでいるところはなく、新品同様といっていいものでした。
内容は・・・当然、まだ聴いていないわけで、いつか聴けるようになったときまで棚にしまわれることは最初からわかっていますが、これで「いつでもこい」状態というわけです。
今日の音楽というより、明日の音楽というところでしょうかね。