自分の父親は典型的な昭和人でしたから、ほぼ一年中ステテコをはいていました。親に反発するのは子の常だからというわけでもありませんが、自分はこの年になるまで、下着といえばパンツとシャツだけ。
シャツは白いランニングシャツで、今時のことばで言えばタンクトップですか。寒くても、たるんできた腕をさらし続けている。
パンツはいわゆる白のブリーフから、いつの間にかトランクスになりました。さすがに、若者のに流行のボクサーパンツは無理。
UNIQLOが先駆けとなって、今やあちこちで見かけるのが吸湿発熱繊維による衣類。UNIQLOの場合はHEATTECHと呼んでいる一連の商品が、寒くなってくると一般化しています。
さて、ほぼ今や自分の着ているものはUNIQLOで固めた状態なのですが、この手のものを今まで買ったことは無かったのですが、今年はついに自らの意思でポチっと通販してしまいました。
たまたまこどもの買ったHEATTACHのタイツが余っていて、ちょっと試しにはいてみたら・・・確かに、温かい感じがするし、薄くて邪魔にもなりにくい。
もともと、あまり厚着するのが好きでは無いので、こういう文明の利器というものを使うのも悪くは無いものだと、今さらながらに思ったわけです。
HEATTACHの理屈は、汗などの水分を吸収することで発熱する化学繊維を用いているとのことですが、注意しないといけないのは、その分通気性は悪く乾くのが遅いという事。
スポーツをする時などは、保水してしまうので、むしろ運動後の体温低下を来たすらしいです。特に登山などでは、そのまま寝てしまうと命に関わる事も起こりうる。
まぁ、普通のおっさんが関東あたりの市街地で使う分には、問題にする必要が無い話ではありますけどね・・・