広角というのは、読んで字の如くで、広い角度ということ。広角レンズは、通常のレンズよりも広い角度を一度に撮影できるもので、これは完全に肉眼の視点とは違う絵が作れます。
ただのスナップ写真では当然いらない昨日ですが、例えば風景写真でも、広角レンズを使用するだけで、それなりにダイナミックな写真になったりします。
もちろん今どきのコンデジでもパノラマ撮影というモードがたいていありますから、広い範囲を撮影することはではきるのですが、基本的にこれは横に長くしただけ。ダイナミックな感じとは違います。
これはパースペクティブが有るか無いかということが関係してくる。略してパースと呼んでいますが、日本語でいうと遠近感。遠いものは中心に向かって収束しき、近いものは中心に向かって拡大されていく感じのこと。
一般的には焦点距離が50mmが標準で、それよりも小さい、特に35mm以下が広角。さらに24mm以下になると超広角といいます。
風景写真が当然多くなる自分のニーズとしては、一眼レフらしい面白い写真を撮影する上では絶対に欲しいところ。そこで・・・
やっぱり、SIGMAの世話になることにしました。どうしても、純正は高くて手が出ない。ここまで来ると、レンズの扱い方などもあって、SIGMAで統一してもいいんじゃないかという気分になってきます。
そうなると、候補が二つあるんです。焦点距離が8-16mmのものと、10-20mmのもの。F値では後者の方が明るく、比較的スタンダードなものとされているようです。
すでに選択した望遠ズームレンズの広角側が18mmですから、後者は範囲が被ります。どうせなら、絶対的にこのレンズでしかできない撮影が面白いだろうということで・・・
SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM APS-C専用
に決定しました。実際、ちよっと使ってみると、圧倒的な画角と面白いほどのパースがあり、写真で遊ぶには絶好のレンズです。
これで、望遠ズームレンズの不満の一つ、広角が物足りないという点が解消されました。