f/5.6 1/800sec ISO-3200 110mm
・・・とよく言われていることですが、殺人猛暑とまで呼ばれた今年の夏のすさまじい暑さは、さすがに落ち着いてきて、朝のひんやりした空気は秋の気配そのもの。
朝晩は20゚前後、日中は25゚くらいが一番すごしやすい感じですが、秋雨前線の影響で天気がパッとしないのが残念。
去年の今頃は出雲にでかけて、日本の始まりに興味を持ちました。まさに読書の秋(から冬)だったわけで、日本古代史にはまり、関連書籍を数十冊読んだりして知的好奇心を満たしていました。
今年は、写真。芸術の秋とまでは言わないものの、漠然とシャッターを切っていたのが、「絵」を意識するようになり、面白いと思ってい写真がつまらなくなり、つまらないと思っていた写真が面白くなったりしています。
例えばこの写真は、出雲大社の建物の一部。露出優先オートでの撮影で、設定はなんかめちゃくちゃ。撮った時は対角線構図の練習で、遠近感がいいと思っていました。
でも、あらためて眺めてみると、ちょっとだけ差し込んだ秋のやさしい感じの日差しの明るさと、古い木材の質感に面白さを感じます。
年をとっても、いろいろなことに興味を持ち続けることが、老け込まないでいられる大きな要因の一つだろうと思いますので、今年の秋も掘り下げられる興味の対象を見つけたいと思います。