2018年9月22日土曜日

Crowd

f/6.3  1/40sec  ISO-100  300mm

実際に、歩道から溢れんばかりにすごい人混みです。写真に撮ると、肉眼で見るよりもさらに混雑感が増大します。

これは、望遠レンズに顕著にみられる「圧縮効果」と呼ばれる現象。圧縮効果は、被写体の距離感が実際よりも縮まって見えること。

この写真だと一番遠いところまで500m近くあるのに、すぐ手前から全部一枚の写真の中に納まっているわけです。そりゃ、ものすごい人がの数が密集しているように見えるわけです。

これをうまく使えば、閑散とした感じをぎゅっと締まった感じにできるのですが、下手すればごちゃごちゃにするだけという場合もあります。

また、写真での距離感はかなりわからなくなるので、時にはトリック写真のようなものになってしまうこともあり、現実をそのまま捉えられないこともあり注意が必要です。

とは言え、普通は写真としての面白みが増すので、望遠レンズを利用する場合にはうまく使いたいですよね。