f/6.3 1/40sec ISO-100 300mm
これは、望遠レンズに顕著にみられる「圧縮効果」と呼ばれる現象。圧縮効果は、被写体の距離感が実際よりも縮まって見えること。
この写真だと一番遠いところまで500m近くあるのに、すぐ手前から全部一枚の写真の中に納まっているわけです。そりゃ、ものすごい人がの数が密集しているように見えるわけです。
これをうまく使えば、閑散とした感じをぎゅっと締まった感じにできるのですが、下手すればごちゃごちゃにするだけという場合もあります。
また、写真での距離感はかなりわからなくなるので、時にはトリック写真のようなものになってしまうこともあり、現実をそのまま捉えられないこともあり注意が必要です。
とは言え、普通は写真としての面白みが増すので、望遠レンズを利用する場合にはうまく使いたいですよね。