2018年9月7日金曜日

匠の蕎麦打ち (1) こねる

f/5.6 1/60sec ISO-800 300mm

蕎麦が大好きで色々と食べ歩いてきましたが、手打ちのこだわりの店ということなら、自分の中で圧倒的に美味しい蕎麦を食べさせてくれるのが「手打ち蕎麦 おおつか」です。

何度かメディアににも取り上げられていて、そのたびに大混雑ですが、落ち着いた時期でも土日は行列で昼過ぎには蕎麦が無くなって営業は終了してしまいます。

今回は食べる方ではなく、その絶品の蕎麦を打つところを写真で紹介します。

店主に写真を撮らせてほしいとお願いしたところ、簡単にOKしてくれました。ただ「朝は早いけど来れる?」というので、「はい、朝は強いので大丈夫」と言ったものの、「4時半くらいだよ」となって・・・

頼んだからには遅れまいと3時半に起きて、4時過ぎには到着。それでも待たせたようで、作業は4時20分には即開始です。

匠の最初の作業は、こね鉢に用意した蕎麦粉に水を回し入れこねていくもの。おから状になった蕎麦粉を物凄い勢いでこねているところが上の写真。

力強さを出したかったので、シャッター速度はゆっくりにして動きを出しました。

f/1.4  1/100sec ISO-100 58mm

さらに練り続けていくと、少しずつ塊が大きくなって団子状になります。ひとまとめになった「そば玉」を手で押し潰していく「地のし」をしているところが2枚目の写真。

体重を乗せて手の平である程度まで押し広げていくわけですが、けっこう力が入っています。これだけでも、けっこう平らに仕上がっていくのには体力が必要そうですね。

ここまでも10分足らずで、あっという間です。