2018年9月1日土曜日

Abandoned

f/3.8  1/800sec  ISO-100 35mm

大都会ではなくても、駅前となれば、ある程度新しい建物が並んで活気があるものです。

地方都市の駅からわずかに1ブロックの空き地にある廃屋が、自然との融和が進んでいて、目につきました。

廃屋という言葉を英語で探すと、いろいろ出てくるんですが、「ruin」というのは原型を留めないくらい破壊が進んだものに対して使うらしい。「deserted」をつけると朽ち果てたという感じ。

「abandoned」をつける場合は、放棄されたという感じで、たぶんこの家の場合には一番相応しいと思います。

夏草が伸びて自転車にからまっているだけでなく、窓の内側の屋内にも伸びています。

たまたま、ひと夏だけ、住民がいないだけなのかもしれませんけど、壁の木材からしてそれなりに古い家のようです。ただ、アルミ製の窓枠や扉は傷みが少ないですね。

かつては、どんな人が生活をしていたのかと想像したくなる光景でした。