アルファロメオはイタリアの自動車ブランド。
元々は大戦前から、自動車レースで名を馳せたのですが、だんだん落ち目になって1986年にフィアットに買収されました。それでも、その独自性は保って、最近では日本でも比較的よく見かけるようになっています。
一番の特徴は、ずっと堅持されているフロントマスク。
逆三角形のグリルは盾。エンブレルは、創業地ミラノの聖ジョルジョの十字とヴィスコンティ家のサラセン人を呑み込む大蛇の紋章を組み合わせた物で、いかにも欧州車らしい。
フェラーリは、アルファロメオの技術者だったエンツォ・フェラーリが独立して作った会社。レースで勝利したフェラーリの「私は母を殺してしまった」の言葉は有名です。
イメージカラーは赤。やや丸みを帯びたボディは赤が良く似合い、女性ドライバーに人気があるような印象です。
しかし、元々スポーツカーとしての生い立ちがありますから、メカニック的なこだわりは続いていて、比較的手頃な価格の「スーパーカー」みたいなところかもしれません。