2019年4月22日月曜日

LEXUS


レクサスと言えば、トヨタ自動車のプレミアム・ブランドです。そもそも、1989年に北米で、それまでの高級車に日本車らしい機能性と充実したアフターケアを組み合わせたブランドとしてスタートしました。

最初の車は4ドアセダンのLS400で、すぐに日本国内にもセルシオとしてトヨタのブランドで発売されています。また、同時に、すでに1987年に日本で発売されていたカムリ・プロミネントを、エントリー・モデルのES250として発売。

これまでのラインナップは以下の通り。
1989年 LS (現行5代目) トヨタではセルシオ
1989年 ES (現行7代目) トヨタではウィンダム
1991年 SC (2010年販売終了) トヨタではソアラ
1993年 GS (現行4代目) トヨタではアリスト
1996年 LX (現行3代目) トヨタではランドクルーザーシグナス
1998年 RX (現行4代目) トヨタではハリアー
1999年 IS (現行3代目) トヨタではアルテッツァ
2002年 GX (国内未発売) トヨタではランドクルーザープラド
2007年 IS F (2014年販売終了)
2009年 LFA (2012年販売終了)
2009年 HS (2018年販売終了)
2009年 IS C (2014年販売終了)
2011年 CT
2014年 RC F
2014年 RC
2014年 NX
2015 年GS F
2017年 LC
2018年 UX
2019年 LM (国内販売は未定) トヨタではヴェルファイア/アルファード

名称はアルファベット2文字とエンジン排気量などを組み合わせものが基本で、ハイブリッド車は最後にhが追加されます。また、+Fはスポーツ車として高度なチューニングが施されたもの。

2文字目は車種を表していて、Sはセダン、Cはクーペ、Xはクロスオーバー(SUV)に整理されました。また1文字がLがつくものは、その車種でのフラッグシップであることを意味します。

ですから現行のものについては、4ドア・セダンが、LS、GS F、GS、ES、ISの5種類。2ドア・クーペがLC、RC F、RCの3種類。クロスオーバーはLX、RX、NX、UXの4種類で、3代目プリウスから派生したCT200hを合わせて、13車種が国内で販売されていることになります。

Luxury(贅沢)なLexusであるLシリーズの価格は、さすがにびっくりします。最も高いのは、LCで1300~1400万円。そして、LSで1000~11000万円、LXで1200万円ですから、今どきのABCクラスのベンツの方が安いくらいです。

一番安いのはCT200hで380万円、そして昨年登場したUXが400~500万円という値段で、顧客の裾野を広げようとする戦略が見え隠れします。

この前、コンビニで普通にLCが停まっていて、思わず目を疑いました。隣のホンダのFITを余裕で6台買ってお釣りがきちゃう。う~ん、すごい。