2020年5月28日木曜日

使い捨てマスクを洗濯してみたら


マスクの値段がだいぶ下がってきました。

使い捨てのサージカルマスクと呼ばれている、不織布のマスクはもともと1枚10円以内のものでした。わずか数カ月前までは。

2月初めに、あっという間に市場から消え失せて、まったく手に入らなくなくなり、3月には売っていても一枚100円以上という驚くべき価格。

4月にはやっと国内異種メーカーも生産開始しましたが、蓋を開けてみればすごい値段ですし、買いたい人が殺到してなかなか手に入らない。

そうこうしているうちに、感染がおちついた中国製が再び出回り始めました。最初は1枚50円くらいの案内のFAXがガンガン流れてきましたが、流通経路化怪しく、品質も悪かったようです。

5月になって、価格が下がり始め50枚セットが1000円台というのも見かけるようになってきました。ただし、通常の販売ルートはいまだに販売停止中。

この間、政府から横浜市を通して医療機関に配布された分として122枚。ASKULで、一度だけ販売されたものが50枚。そして、都筑区に本社がある紳士服のAOKIの寄贈による100枚が新たに手に入りました。スーツを買うならAOKIで!!

毎日、本当に使い捨てていたらとっくに無くなっている量ですが、もともと備蓄していた分と合わせて、使い捨てマスクも洗濯して繰り返し使っているので、夏を超すことができそうな状況になりました。

使い捨てマスクは、だいたい一度目の使用で、圧着してあった折り返しが外れて広がってしまうことが多い。そこで、シーラー(熱でビニールなどに封をする道具)で止めてみました。不織布は熱で溶けるので、はじっこだけにしないと使えなくなります。

そして、使い捨てのはずのマスクを洗濯してみて、あらためてわかったのは、不織布の硬さがなくなるということ。張りが無くなるので、呼吸で口に吸い付いてくるようになりました。

2度洗濯して、3回目ともなると線維が毛羽立ってきて、もふもふになってくる。3度洗濯すると、毛糸のマスクをしているみたいな感じ。しゃべりにくいし、息も吸いづらいし、感触も暑苦しい感じ。

さすがに、そろそろお役御免でいいかなと思いました。機能的には大きな問題は無いと思いますが、使用感は我慢できるのは洗濯2回までという感じです。

機能性は落ちても、繰り返し使用できるのは布マスク。そういえば、話題のアベノマスクは、横浜市でも配達されたという話が出始めているようですが・・・うちにはまだ来ていません。