本日は憲法記念日で祝日。
5月6日までは、大型連休のためクリニックは休診です。
いつもなら、この期間は「やったぁ~、休みだぁ~」となるところですが、当然、今年はそんな浮ついた気持には到底なれない。
憲法記念日は施行された日(1947年)で、公布されたのは前年の11月3日。
ということで、毎年のように憲法改正についての話がでてきますが、確かに時代が変わって不都合な所がいろいろ出てきていることは否定しませんが、一部の政治家だけで盛り上がって変えてしまえるようなものではありません。
国民全体が変えた方がいいという気持ちになって、国民から変えましょうという雰囲気があって初めて政治家が動く形が望ましい。
是が非でも改憲したい政治家は、憲法記念日には、当然ここぞとばかりにこの話を持ち出してくるんですが、今年はさすがにそれはちょっと待てという感じ。
今の憲法では緊急事態に対応できないという論調を出してきますが、もしも現在進行形の危機に対する政府の対応の鈍さを憲法にせいにするなら、それは責任転嫁と言われてもしょうがない。
現行憲法の下で、今の危機がどのような影響を受けたのかを議論するのは・・・
今じゃないでしょ!!
今は総論ではなく、各論をスピーディに議論してして、実効性のある感染症対策・経済対策を行っていくときです。