2020年5月29日金曜日

アルコール不足は続く

消毒用のアルコール不足は、解消されつつあるマスク不足と違って、依然として深刻です。

政府は医療機関用に消毒用エタノールの優先販売・・・なんかスキームと言うそうですが、いきなりこの単語が出てきて、最初は何のことやらわかりませんでした。

そのスキーム、つまり行動計画とか構想とかいうことらしいのですが、4月21日に急にアンケートが回って来て、欲しい量を書けという。ゴールデンウィーク明けになって、アスクルが代行して販売するという知らせ。数日前に、やっと専用サイトから買えることになりました。

・・・なりましが、開けてびっくり、資生堂ブランドで何と500mlが2本で税込み4275円って、国が率先して高額転売しているようなものでしょう。通常、1本数百円のものですから、おいそれと買う気にならない。

ニュースでも、いきなり大量の高額アルコールが送り付けられてきたとか、届いたらアルコール濃度の低い消毒効果が期待できないものだったとか、トラブル続出のようです。こちらも、アベノアルコールなんて呼ばれ方が始まっているらしい。

う~っと唸りながら、アスクルの普通の販売を見ていたら、誰でも買える1本500円くらいのものが見つかりました。2本購入することができたので、ますます訳が分からないことになっています。

4月なかばに5月中でアルコールの在庫が無くなると書いたら、何と患者さんからこれ使ってと4Lもいただきました。その節は、大変ありがとうございました。多少倹約していたので、元からの在庫は何とか5月一杯もちましたので、来週からいよいよ頂き物を使わせていただきます。

とりあえず、スキームとは別に、厚労省から医師会へ配布があり、500ml1本もらえるみたいです。これで、7月一杯までの量は確保できた感じ。

とにかく九州では、再び感染が拡大しそうになっていますし、クリニックが火種になることだけは絶対に避けたいところですから、マスクとアルコールは今後も入手し続けないといけません。