プレア(purea)は、野菜・果実などをすりつぶして滑らかなペースト状にしたもので、普通に言ったらピューレのこと。ズッキーネ(zucchine) は想像通り、日本ではズッキーニと呼んでいるウリ科のカボチャの仲間。一見、キュウリに似ていますが、一緒なのはウリ科まで。
料理と言うより、これは料理をおいしくする裏方みたいなもの。
日高シェフのレストランは、その下に川合大輔さんと直井一寛さんの二人のシェフがツートップで仕切っています。このレシピはその
二人がネットで紹介していたもので、素材の味を大事する見本みたいな物。
例によって、レシピはいたってシンプル。
容器にスライスしたズッキーニを入れて、ラップして数分間チンします。柔らかくなったら、スプーンやフォークなどで潰して、塩で味を整え、オリーブオイルを混ぜたら出来上がり。
ブレンダーなどで一気に潰してもいいのかもしれませんし、最初から摺り下ろしてから作るという作戦もありかなと思ってしまうのは素人の浅はかさ。多少ツブツブ感が残った方が、風味と食感が良くお勧めだそうです。
さて、お味は・・・バケットに乗せて食べたい感じ。シンプルですから、シンプルな食材と合わせるのがgoodな感じでしょうか。
ただ、ちょっと青臭い感じが残るので、もう一度温めてから、パルミジャーノ・チーズを振り入れて混ぜ合わせてみました。当然のことながら、全体がまとまりやすくなり、味も格段にアップした感じです。