dysonのコードレス掃除機が壊れて、重たい旧式をえっちらおっちら移動させるのは疲れる。それに電源コード付きでは、外に持ち出して車の掃除とかできない。
・・・・というわけで、ジャジャーン!!
makitaのコードレスを買いました。
makitaといえば、電動工具メーカーで、DIYの趣味が無い人でもそりロゴは一度は目にしたことがあるだろうというくらい有名です。
そもそも現場で細かいゴミを清掃するのが目的で、コードレス掃除機を出していたわけですが、あまりにも優秀ということで、今はコードレスと言えばdysonかmakitaかというくらい売れているらしい。
掃除機の性能は、一般的に「吸引力」で評価されやすいのですが、実はもう一つ、「集塵力」が大事。数字上はdysonより吸引力が上回るものもありますが、dysonの強みは圧倒的な集塵力です。
makitaの場合は、dysonと同等の吸引力と言われていますが、パワーヘッド(電動回転ブラシ)では無いので集塵力は劣ります。しかし、いろいろな優秀な点も見逃せません。
まずdysonよりもたいへん静か。というか、dysonはうるさ過ぎる。これはけっこう大事なところだと思います。あと、自分は持っていないのですが、もしもmakitaの工具を使う場合はバッテリーが互換性で使いまわしができます。
ビミョーに嬉しいのは、ロック可能で4段階の強弱が選べるON-OFFのスイッチの位置。dysonは握っただけでスイッチに触れてしまい動いてしまうことが多く、しかもロック出来ないので使用中はずっと押していないといけないのが疲れます。
さて、選んだのは最新のサイクロン式のCL286FDで、色はオリーブです。白もありますが、写真だと安っぽく見えます。Amazonで約1万7千円。おっ、安いと思うのは早すぎる。これは本体のみの値段。
充電器とバッテリーがけっこう高い。某国製の安いものだと数千円で売っていますが、この手のものは規格以下の性能だったり、発火事故などの原因として要注意。
そこで充電はmakita純正品 DC18RF をチョイスしましたが、これが9千円。バッテリーは純正品はめちゃめちゃ高いので、安心の日本製DIGIFORCEを選択し、これが8千円です。
最低必要なのがこの3つなので、合計は3万4千円になります。dysonよりは多少割安かなという感じなんですが、性能をさらに高める必需品があります。
もとから付属するヘッドはフローリング用。カーペットでは集塵力が弱いので、フロア・カーペットノズル (A-73025 \2,200) は家庭用で使うなら必要。排気をきれいにして匂いを取り除く効果があるHEPAフィルター(A-74457 \1,800)もあった方が良い。車の掃除にはヘッドをラウドブラシ (A-72279 \1,000)に装着した、フレキシブルホース(\1,350)に交換したい。
バッテリーはやはり2個あったほうが精神的に良いので、もう1個用意しました。そんなわけで、全部で4万8千円ほどになってしまいましたが、使ってみての満足度はかなり高い。dysonよりも優秀とはいいませんが、普通に使うにはまったく遜色なくしっかりと掃除をしてくれました。