2026年9月21日月曜日

インフルエンザ情報


このところ、巷の話題の一つはインフルエンザです。

例年、10月後半からはやりだし、A型インフルエンザを中心に年末にピークを迎え、年明けはB型が主役で3月ごろまで続きます。

とは言っても、世相を反映して様々なパターン変化はあるもので、新型コロナウイルス感染症が広まった際には、世界中が感染予防に注力したこともあって、インフルエンザ感染数も減少していました。

その後、人々の活動が活発になるにしたがって、しだいに元に戻った印象ですし、そもそも流行のパターンも、流行入りが早まったり、ピークが分散したりとかなり変化したように思います。

今年は、8月中からインフルエンザの報告が目立ち始め、早くから流行が始まりそうだと話題になっていましたが、9月になって各地で流行入りが宣言されるようになりました。

これは定点医療機関と呼ばれる、全国で指定された約5千カ所の病院・診療所からのインフルエンザの感染数の報告をもとにしています。

週に1人以上で「流行開始」、10人以上で「注意報」、週に30人以上で「警報」とするのが一般的で、9月7日~13日の週で東京都は9.53、神奈川県は9.45。横浜市だけでは11.06となっています。いずれも前の週からほぼ倍増しており、急激に増加していることは間違いありません。

ウイルスの種類は、2009年に流行って「新型インフルエンザ」と呼ばれたウイルスが圧倒的に多く、従来流行の主体になっていた「香港型」は少数、またB型は現時点では出ていません。

いろいろな早期流行の理由が推察されていますが、厳しい暑さによる体力低下、エアコン使用による換気不足、南半球からのインバウンド観光客による持ち込みなどが原因とされています。

これらの動きを受けて、各自治体はそれぞれが定めているワクチン接種期間を早めています。
ワクチン自体は、通常10月以降に医療機関に届くのですが、ワクチン製造元の各製薬会社や医薬品問屋もそれに応じた対応をしています。

ワクチンさえあればいつでも接種することは可能ですが、その場合は公的補助対象者であっても全額自費になってしまいます。横浜市では、公的補助ができる接種期間開始を、10月1日から9月16日に前倒ししました。

当院では、通常10月の第2週頃から通院中の方を対象にワクチン接種を行っていますが、このような流れを受けて9月28日(月)から始められるように準備をしています。なお、使用するワクチンは通常のもので、高用量、点鼻タイプなどの取り扱いはありません。

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横浜市高齢者インフルエンザ定期予防接種

対象者 : 横浜市内に住民登録があり、接種日現在で次の1・2いずれかに該当する方
1. 65歳以上の方
2. 60歳から64歳までの方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に1級相当の障害のある方

接種に必要なもの :
住所、氏名、年齢を確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)
※60歳から64歳までの方は、身体障害者手帳や診断書など、障害の程度を確認できる書類

接種費用 : 自己負担額:2,300円

接種費用免除 : 
1. ご本人を含む同じ世帯にいる方全員が市民税非課税の方
2. 生活保護を受けている方(生活扶助基準の見直しにより保護廃止となった方を含む)
3. 中国残留邦人等の方で、支援給付を受けている方
※接種を受けようとする時に、それらを証明する書類の提出が必要です。後から提出されても自己負担分の返金はできません。詳しくは区役所等にお問い合わせください。