知らない間に「みどりの日」が「昭和の日」になっていた。い、い、いつから変わったの? えっ、去年から・・・知らなかった。じゃあ、大正の日とか明治の日は作らなくていいの? そんなことを言っていたらきりがない。
そんなに休日ばかり整備してどうするのだろう。休みが増えると、あちこちでお金を使う人が増えて経済効果があると言われたのはバブルの時の話です。
だいたい5月4日が休日となったのはいつからだっけ。飛び石連休という味のある言葉が死語になっちゃったですね。
医療機関での仕事をしていると、9連休とか10連休とか11連休なんていうのは夢のまた夢。休めば休むほど自分の首を絞めることになる。仕事が貯まるばかりだし、患者さんからも怒られる。
だいたい開業してみると休めば休むほど患者さんが減るわけで、休んだら終わりだぞ、という恐怖が必ずどこかに潜んでいるのです。思い切って、どばーっと休みたいという気持ちも無いわけではありませんが、休み明けには患者さんはまったく来ないのでないかと。
整形外科は、予約制だけでやっていけるような科とは違い、ケガなどの飛び込みの患者さんでもっているようなものですからなおさらのことです。
休むくらいなら、カレンダーの文字を黒く塗り直したい気分の休日前日なのでした。