春の紅葉の話を先日書いたばかりですが、これも日照が少ないことに起因しているようです。つまり葉緑素が少なく、緑色になれないということのようで。
一方、とても鮮やかな緑色している銀杏を見つけました。秋には黄色く色づくわけですが、やはり今の時期に美しい緑色を見せてくれるから、秋色がひきたつというものです。
今日はゴールデンウイークの初日、昔で言ったら(昭和)天皇誕生日で、いちじみどりの日とかいうわからない名称になっていましたが、現在は昭和の日と呼ぶことで一件落着。
実際、昭和に生まれ育った身としては、昭和の日というのがあることは歓迎すべきところですが、ただ国民の休日にして何を祝うのかがよくわからない。それとも昭和の時代を反省する日にするべきか。
軍国主義に走って戦争に突っ走り、敗戦後は急激な資本主義への転換、そして高度経済成長という負け知らずの時代だったわけで、これだけ見習うところも反省すべきところもてんこ盛りになっている時代は世界中でもそうそうあるもんじゃありません。
もっとも自分の場合、後半しか知らない「戦争を知らないこどもたち」ですから、大々的に昭和を論ずるなんてことはできません。ただ、いろいろな問題はあっにしても日本全体がものすごい活気に満ちていた時代であったことだけは確かではないでしょうか。